侵入犯罪を防ぐためには、戸締りをしっかり行うだけでなく、防犯グッズを導入するのもおすすめです。
そこでこの記事では、玄関・窓・勝手口の防犯対策を徹底解説します!
防犯性能の高い補助錠や最新のスマートロックもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「空き巣対策に防犯グッズを購入しようと思っている」「どんな鍵を取り付けるべきか悩んでいる…」という方は特に必見です!
目次
不法侵入の件数
住宅への許可なく不法侵入することは法律で禁じられていますが、毎年膨大な量の事案が発生しています。
警察庁の発表によると、令和4年に発生した侵入犯罪はなんと60万1,389件!
令和3年は56万8,104件と戦後最少の件数を更新したのに対して、なんと前年よりも5.9%も増加してしまいました。
そのうち、令和4年度の住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数は1万5,692件。
過去と比べると減少傾向にあるものの、いまだに多くの住宅が被害にあっています。
侵入窃盗の手口は様々。
ちょっとドアや窓を開けている間に侵入されたり、ガラスやドアの錠をバールなどでこじ開けたり、小型の金属棒などを鍵穴に差し込んで錠前を壊さず解錠するピックング行為を行ったりと幅広い手口があります。
不法侵入を防ぐためには日頃から戸締りをしっかり行うことも大切ですが、防犯対策としてセンサーやカメラ、補助錠などを導入して防犯性をより高めるのがおすすめです。
参照;データで見る侵入犯罪の脅威、手口で見る侵入犯罪の脅威(警察庁)
もともと付いている鍵・ドアガードだけでは危ない!
玄関や窓、勝手口には基本的に鍵やドアガードが付いていますが、実は種類によっては外側から簡単に破られてしまうんです。
例えば日本の一般的な住宅で使われているU字型のドアガードやチェーンロックを、紐を使って外側から解錠する裏技動画などが配信されています。
その他にも、窓に設置されていることの多いクレセント錠も、状態によっては外から解錠されてしまう可能性があります。
もちろん住宅にもともと備え付けられている鍵やドアガードにも一定の防犯効果はありますが、過信し過ぎるのは要注意。
犯罪を未然に防ぐためには、解錠されにくい補助錠を取り付けたり、防犯カメラやセンサーライトを設置したりといった対策が必要です。
玄関・窓・勝手口の防犯対策
続いて、玄関・窓・勝手口の主な防犯対策をご紹介します。
ピッキングされにくい鍵を使用する
ひとくちに鍵といっても様々な種類があります。
空き巣対策として使用するなら、ピッキングされにくい防犯性の高いつくりの鍵を使用しましょう。
ピッキングされにくい鍵とは、主に“ディンブルキー”と“ウェーブキー”などが挙げられます。
ディンブルキーは複数の丸いへこみがあり、ウェーブキーは真ん中が波型にくぼんでいる形状の鍵です。
上記で挙げた2つの鍵は複製されにくい複雑な形状のため、安全性が高いとされています。
一方で、ピッキングされやすいとされている鍵は“ピンシリンダーキー”と“ディスクシリンダーキー”です。
ピンシリンダーキーは片側が、ディスクシリンダーキーは両側がギザギザとした形状になっています。
こちらはディンブルキーやウェーブキーと比べてシンプルな形状のため、防犯性が低いとされています。
ちなみに、賃貸住宅にて鍵の交換を希望する場合には管理会社や大家さんに一度相談しましょう。
持ち家の場合は問題ありませんが、賃貸住宅の場合は勝手に鍵を変更できませんので注意が必要です。
防犯カメラ・防犯センサーを設置する
不審な行為を録画できる防犯カメラや、ドア周辺の異常を察知するとブザーが鳴り響く防犯センサーを屋外に設置すれば犯罪行為の抑制にも繋がります。
防犯カメラに録画されるリスクや、防犯センサーに察知されて目立ってしまうリスクを背負ってまで犯罪行為を行う人は少ないため抑止力となるでしょう。
ただし、防犯カメラや防犯センサーは高額なケースが多いため、導入しにくいのが難点です。
中には、安価で購入できる不審者を威嚇するためのダミーの防犯カメラも販売されていますが、ダミーだと見破られてしまう恐れもあるため、最善策とはいえません。
センサーライトで犯罪を抑制する
防犯カメラや防犯センサーと同様に、センサーライトも犯罪の抑制に役立ちます。
センサーライトとは、人間や動物などの動きを感知して自動的に明かりが点く照明器具です。
玄関や勝手口にセンサーライトを設置しておけば、不審な人物や住宅に近づいたときにパッと姿を照らしてくれるため夜間犯罪の抑止力になるでしょう。
防犯フィルムを貼る
窓ガラスには防犯フィルムを貼るのも効果的です。
防犯フィルムとは、窓の強度を高めるフィルムのこと。
外部からの衝撃に強く、窓ガラスが割れるのを防いでくれます。
なお、自身で簡単に張り付けられる防犯フィルムもありますが、防犯性を高めるなら業者に施行してもらうのが良いでしょう。
補助錠を取り付ける
もともと付いている鍵やドアガードに加えて、補助錠を取り付けると防犯性がさらに高まります。
2つ鍵が付いていれば侵入するまで時間を要しますし、犯罪を未然に防ぐのにも有効的です。
ただし、賃貸住宅に補助錠を取り付ける際には要注意。
許可を得ずに補助錠を取り付けてしまうと、賃貸借契約の違反行為に該当する恐れがあります。
賃貸住宅の場合は、あらかじめ管理会社や大家さんに許可をとるようにしましょう。
ちなみに補助錠には粘着テープなどで簡単に取り付けられるものもありますが、中には穴を開けなければ取り付けられないものもあります。
賃貸住宅の場合は、なるべくドアやサッシを傷つけずに取り付けられる補助錠を選ぶのがベターです。
その他
上記でご紹介した対策法以外にも、持ち家の場合は防犯性能の高い建物部品に交換したり、庭先に砂利を敷いたりといった対策方法もあります。
また、短時間の外出でも戸締りをキチンと行ったり、足場となる脚立やバケツを外に置かないようにしたりといった日頃からの心掛けも大切です。
警視庁の下記サイトにて様々な対策法が紹介されていますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
参照:侵入窃盗の防犯対策(警視庁)
補助錠の取り付け方
ひとくちに補助錠といっても幅広い種類があり、取り付け方法も様々です。
ドアやサッシに取り付けられる補助錠は主に“内付け”“外付け”、“面付け”の3つに分かれており、それぞれ形状や特徴が次のように異なります。
内付け
その名の通り、ドアや窓の内側から施錠できるタイプの補助錠です。
内側に鍵穴があるため外からピッキングされる恐れが少なく、ドアや窓に穴を開けてサムターンのツマミ(錠の開け閉めを行う金具)を回すこともできません。
また、在宅中の防犯対策にも役立ちます。
外付け
外付けタイプは、ドアや窓の外側に取り付ける補助錠。
防犯効果が高まるだけでなく、2つの鍵を取り付けていることが外から見てわかるので犯罪の抑止力になるのも特徴的です。
ただし、外付けの補助錠の種類によっては外から鍵がかかっている状態かどうか分かってしまうものや、外側からしか解錠できないものもあります。
外から鍵がかかっているかわかると空き巣に狙われる可能性が高くなりますし、外側からしか解錠できない場合は家の中に閉じ込められてしまうケースもあるため注意が必要です。
面付け
面付けの補助錠は、上記で挙げた内付けや外付けと比べて防犯性能が高いといえるでしょう。
ドアやサッシに穴を開けてネジを使って固定するため強度が高く、工具を使ったこじ開けも防ぐことができます。
なお、賃貸住宅の場合はドアやサッシに穴を開けなければならないため、管理会社や大家さんに相談が必要です。
電子錠・リモコン…etc。補助錠の種類と特徴
続いて、玄関や勝手口、窓に取り付けられる代表的な補助錠のタイプをいくつかご紹介します。
ディンブルキー
先述したように、ディンブルキーは複数の丸いへこみがある複雑な形状の鍵です。
シンプルな形状の鍵と異なりピッキングに時間がかかるため防犯性が高く、合鍵を複製されにくいという特徴もあります。
ただし、ディンブルキーの合鍵を作るのは高度な技術が必要なため、もしも紛失してしまった場合には他の鍵よりも費用と時間がかかることを覚えておきましょう。
ダイヤルロック
ロック部分のダイヤルを回して、設定されている番号に合わせると解錠する鍵。
鍵を差し込む鍵穴が必要ないためピッキングの恐れがありませんし、鍵を持ち運ばなくても良いため、よく物を失くしてしまう方にはうってつけです。
ただし、ダイヤルロックの暗証番号をうっかり忘れてしまうと解錠できないため注意しましょう。
電子錠
電子錠は暗証番号やカードキーを使って解錠する、電子タイプの鍵。
鍵穴がないため、外からピッキングされる心配がないのが大きな特徴です。
暗証番号の場合は番号を打ち込めば、カードキーの場合は登録したカード(交通系ICカードなどの利用も可能)をかざせば解錠できます。
また、電子錠はドアが閉まった後に自動で鍵がかかるオートロック機能が付いていることが多いのも嬉しいポイントです。
オートロック機能を活用すれば施錠する手間が省けますし、外出時や帰宅後に鍵を閉め忘れる心配がありません。
リモコン
リモコンを使って解錠ができるタイプも、使いやすく安全性が高いためおすすめです。
簡単なボタン操作で解錠できるため鍵を差し込む手間がかかりませんし、ダイヤルロックや電子錠と同様に鍵穴がないため外からピッキングされる恐れもありません。
なお、リモコンタイプは電子錠と同様に、ドアが閉まった後に自動で鍵がかかるオートロック機能が付いていることが多いため、鍵の閉め忘れも防げます。
補助錠の取り付けは業者に頼むべき?
補助錠は自身で取り付けられる商品もありますが、防犯性を高めるためには鍵の専門業者へ依頼するのがおすすめです。
また、防犯性に優れた種類の補助錠は、専門業者でないと取り付けが難しい場合もあります。
取り付けにかかる費用は、補助錠の種類や依頼する業者によって様々。
中には出張費用などが必要となるケースもあるため、あらかじめ費用相場を調べて見積りをとるようにしましょう。
業者に取り付けを依頼するとどうしても費用が発生してしまいますが、自身でつけるよりも安心安全です。
後々のトラブル発生を防げるよう、準備は万全にしておきましょう。
ここまで進化している!最新のスマートロック
近年では、スマートフォンを使って遠隔での解錠や施錠のチェックまでできる“スマートロック”という鍵も主流となっています。
スマートロックとは、スマートフォンやICカードなどを使ってドアの施錠や解錠の管理ができるシステムのこと。
遠隔から鍵を施錠・解錠できるのはもちろん、アプリを利用すれば施錠・解錠の履歴を確認できます。外にいても鍵が閉まっているかどうか確認できるため、外出先で「そういえば鍵しめたっけ…?!」と不安に感じることもありません。
また、簡単に合鍵を作成できるのもスマートロックならではの特徴でしょう。
一般的に使われているピンシリンダーキーやディスクシリンダーキーは専門店に依頼して、費用と時間をかけて制作してもらいますが、スマートロックなら合鍵を簡単にシェアできます。
もし合鍵が不要になった際にはアプリ上で簡単に削除することも可能ですし、一時的に回数や利用時間が決められている合鍵をシェアすることも可能です。
ちなみに、スマートフォンやICカードだけでなく、指紋や顔といった生体認証で解錠できるタイプのスマートロックもあります。
生体認証タイプはセキュリティレベルが高いため、企業などでも導入されていることが多いです。
まとめ
ご紹介したように、防犯対策には防犯カメラや防犯センサーを設置する他、ピッキングされにくい鍵に変えたり、補助錠を活用するのも効果的です。
鍵を変えたり補助錠を購入する際にはどうしても導入コストが必要となりますが、現在ではリーズナブルな価格の鍵もたくさん販売しています。
不法侵入された後に「もっときちんと防犯対策を講じておけばよかった…」と後悔しないよう、今から防犯対策を初めてみてはいかがでしょうか?
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Q
契約者では無いが、鍵を開けて欲しいのですが出来ますか?
対象物件と身分証明との確認が出来ない場合は原則ご対応出来ません。
但し、安否確認など事件性を伴う場合は警察官の方にもご協力頂き対応させて頂く場合もございます。 -
Q
持ち家では無いのですが、俳諧防止を取り付ける事は出来ますか?
難しいお悩みだとい思います。一般的に賃貸物件の場合で鍵を増設する事などは、【オーナー様】【管理会社様】の許可なく作業は行えません。
まずは建物の管理者様への確認を行ってください。
錠前によっては交換対応で同様の効果が見込める商品もございます。
ご不明な場合はまず、お写真などで確認させて頂ければお応えいたします。 -
Q
家族分も含めて複数本数の鍵が欲しいのですが、鍵は何本付きですか?
シリンダー(鍵穴)1つに対し3本付きが一般的な本数です。
上下同一交換の場合など、標準で5~6本付きの商品もございます。
合鍵の追加しやすさなども含めて使用に最適をご案内させて頂きます。 -
Q
鍵の種類は選べますか?
在庫は豊富にご用意しております。
お悩みに合わせて1番をスタッフがご案内致します。 -
Q
折れた鍵から複製は出来るのでしょうか?
可能な場合もありますが状態に依存する為、拝見させて頂いての判断が必要となります。
お電話や画像でお答えする事も難しい場合があります。
折れた原因次第では交換をお勧めさせて頂いております。
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01
スピード駆け付け
GPS管理で最速のスタッフを手配。
お悩みに合わせて1番早く解決する為、巡回しているスタッフ派遣を致します。 -
02
24時間対応
夜間・早朝・祝日もお任せ下さい。
トラブルはいつ起こるか予測が出来ません。困ったときに頼って頂ける体制を常に準備しております。 -
03
プロの職人が作業前
正確な見積もり他社に断られた難しい作業も、純度100%の鍵職人対応させて頂きます。スタッフによる技術力の差を生まぬよう日々鍛錬しているスタッフを手配致します。
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04
鍵交換の
アフター保証あり交換施工後、3か月のアフター保証。初期不良として症状が出るのは1ヶ月以内が95%。不具合やお困りごとなどが起きてもアフターケアもしっかり対応致します。
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05
管理会社様、不動産会社様含め
顧客企業400社以上不動産管理・ロードサービスなど企業様がパッケージとしている保険サービス等の対応をさせて頂いております。その他、不動産会社様の鍵交換・修理など細やかなサービスにも自信があります。
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06
支払方法も豊富
現金・クレジットカード・電子マネー・QR決済にも対応しております。請求書対応もOK。
※コンビニ後払い希望のお客様は審査が必要です。
コンビニ後払いについてはこちら -
07
賠償保険にも加入
万が一作業中に扉などに傷や破損をさせてしまって時の賠償保険に加入しております。
もちろん、細心の注意を図り作業の対応を徹底致します。
ご依頼の流れ
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01
お問い合わせ
お電話・公式LINE・メールにて
お問い合わせ下さい。 -
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スタッフ派遣
最速のスタッフを派遣致します。
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お見積もり/作業開始
作業前に見積もりを行い、
ご了承を頂き作業を開始します。 -
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精算・作業終了
料金の精算を行い完了です。
不当な料金を請求する
業者にはご注意を
※具体的な料金提示が依頼時の必須条件です
尋ねても具体的な料金を教えてくれない
「実際に見てみないと分からない」金額が大幅に変動する業者様の特徴とも言えるワードです。
確かに症状など拝見してみないと分からない事や、突然のトラブルで上手く説明出来ない事はありお電話だけで全ての判断を行うのは難しい事もあります。
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