防犯ステッカーはセキュリティの効果はある?活用方法や注意点を解説

「防犯ステッカーって効果ある?」
「活用する時の注意点は?」
防犯グッズのなかでも手軽に取り入れやすいのが防犯ステッカーです。活用することで空き巣や窃盗の抑止力があり、防犯効果が期待できます。しかし、ただ貼るだけでは思うような効果が得られなかったり、むしろ逆効果になってしまったりするおそれがあります。
本記事では、防犯ステッカーの効果や種類、活用する際の注意点などについて解説します。防犯ステッカーを貼る以外の防犯方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
防犯ステッカーの効果とは?
防犯ステッカーとは、空き巣や窃盗などをおこなう不審者に向け、防犯対策をおこなっていることを強くアピールする効果を狙う防犯アイテムです。
一般的には目立たせるようなものが多くなっており、多くの人の目に触れる場所に貼ることで犯罪抑止効果が期待できます。「まずは手軽な防犯対策から始めたい…」という人におすすめの対策です。
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闇バイトによる悪質な事件も増えている
空き巣や窃盗などの被害は後が立ちませんが、最近は「闇バイト」に関連する事件も増えており、さらに空き巣や窃盗のニュースを見聞きするようになりました。
闇バイトとは、具体的な仕事内容を明確に提示せず、高額な報酬と引き換えに違法な犯罪実行者を募集するバイトのことです。近年、闇バイトによって検挙される数は異常なまでに増えています。
警察庁が発表した「令和6年11月末の特殊詐欺認知・検挙状況等について」によると、令和6年における闇バイト(特殊詐欺)の検挙数は5,694件でした。被害総額は、なんと約581億円にのぼっています。
このような犯罪被害を防ぐためにも、防犯ステッカーのような防犯対策の必要性は間違いなくあります。
防犯ステッカーの種類
防犯ステッカーにはいくつか種類がありますが、ここでは代表的なものを2つ紹介します。
警備会社のステッカー
ホームセキュリティに加入すると、警備会社のステッカーを貼って「警備会社が監視している」メッセージを打ち出すことができます。
ホームセキュリティとは、警備会社と連携して防犯対策をおこなうセーフティネットワークです。発覚リスクや人の目を嫌う空き巣にとって、ホームセキュリティの存在は無視できないはずです。
防犯カメラのステッカー
防犯カメラ作動中のステッカーも犯罪抑止効果が期待できます。玄関先などにステッカーを貼っておくだけで不審者に「防犯カメラがあるから空き巣がバレてしまう」と認識させられるからです。
実際のところ、防犯カメラがあるだけで半径50m以内なら20パーセント程度、100m以内なら10パーセント程度の犯罪抑止効果があるという統計データもあります。
「防犯カメラ作動中」のステッカーがあるだけで、犯罪への抑止力につながると言えるでしょう。
防犯ステッカーを貼る場合の注意点
防犯ステッカーを効果的に使うことで犯罪抑止効果が期待できますが、使い方には注意しなければいけません。注意点を抑えておかなければ、せっかくのステッカーが逆効果になってしまうこともあるためです。ここからは4つの注意点について紹介します。
警備会社のステッカーは自作や偽物はNG
警備会社のステッカーは、必ずホームセキュリティに加入して、本物を貼るようにしましょう。
犯罪をおこなうことに慣れた空き巣であれば、自作や偽物は容易に見分けられてしまいます。そのため自作や偽物を貼ると、「そうまでして守りたいものが自宅にあるのかもしれない」と考え、逆にターゲットにされてしまうおそれがあるのです。
防犯カメラとステッカーはセットにする
金銭的なコストから「防犯カメラのステッカーのみ貼ろう」と考える人もいるかもしれませんが、ステッカーのみを貼ると返って不審者に狙われやすくなるかもしれません。見せかけの行為は、空き巣の常習犯なら簡単に見破ってしまいます。
ステッカーを見かけた不審者は「どこに防犯カメラが設置してあるか」を事前に確認や調査をします。そういった場合に、防犯カメラを設置していない事がバレると、かえって空き巣はチャンスととらえる可能性があります。なぜなら、肝心の防犯カメラがなければ「セキュリティーが甘い家だ」と認識するからです。
複数場所に貼るようにする
自宅の侵入口は1つではないので、狙われやすい複数の場所に貼るのがおすすめです。
個人宅であれば、玄関やベランダ、勝手口やカーポートなど人が出入りしやすい場所に貼り付けてください。オフィスや店舗の場合は、出入り口付近、駐輪場や駐輪場などが当てはまります。
空き巣や窃盗犯の心理を揺さぶるように、目立つ場所に貼るのがおすすめです。
防水性・耐久性の高いものを選ぶ
高温多湿な日本の気候では、防水性能の低いステッカーは短期間に劣化し、見栄えが悪くなってしまいます。また、屋外に貼ったものは気候の影響も受けやすいので、劣化は早いでしょう。
可能であれば、ラミネート加工やPVC(ポリ塩化ビニル)などで、防水性・耐久性の高いステッカーを選ぶのがおすすめです。
また、汚れてきたり、色褪せてきたり、見た目がボロボロになってきたなと思ったら新しいステッカーに張り替えましょう。
防犯ステッカー以外のおすすめ防犯方法
「防犯ステッカーでは効果がなさそうで不安」という方は、でつの防犯対策をおこなってみましょう。おすすめは以下の通りです。
■性能の高い鍵に交換する
■サムターンガードやプレートの設置
■カメラ付きのドアホンをつける
それぞれ詳しく解説します。
性能の高い鍵に交換する
もっともおすすめなのは防犯性の高い鍵への交換です。
犯行をおこなう不審者はできるだけ短時間で犯行を実施することを考えています。防犯性の高い鍵に交換すればそれだけ犯行が実行しにくいということですので、不審者たちも諦める確率が高まるでしょう。
おすすめはディンプルキーです。鍵の表面に深さや大きさがさまざまな丸いくぼみがたくさんついており、とても複雑な構造になっています。防犯性が高く、解錠には高度な技術が必要です
サムターンガードやプレートの設置
サムターンガードの設置も有効的です。
サムターンガードはサムターンを覆って保護し、「サムターン回し」ができないようにするアイテムです。「サムターン回し」とは、ドアにドリルを使ったり、ドアスコープを取り外したりしてできた穴から針がねのような特殊工具を入れて解錠する手口のことです。サムターンガードが取り付けてあるとサムターンが保護されるため、ドアに穴を開けても特殊な工具でツマミを動かすのが難しくなります。
カメラ付きのドアホンをつける
防犯効果を高めるためには、カメラ付きのドアホンを設置することも一つの方法です。
室内にいながら訪問してきた人物を確認して対応できます。安全に外の様子もチェックできますし、録画機能つきのものもあるので留守中に誰が訪れてきたのか確認することもできます。また、カメラによって映像が残るので、不審者も容易に近づくことができません。
鍵を防犯性の高いものに交換するのがおすすめ
もっとも有効な方法は「鍵を防犯性の高いものに交換」することです。
空き巣や窃盗犯などはできるだけ短時間で犯行を実施することを考えています。時間がかかると犯行が誰かに見られてしまったり、警察を呼ばれて逮捕されたりするリスクが高くなるためです。鍵開けに5分以上で約7割、10分以上で約9割が侵入を諦めるというデータがあります。そのため、防犯性の高い鍵に交換すれば犯行をおこしにくい環境を作ることができ、抑止させる可能性が上がります。
鍵交換は自分でおこなえる?
鍵交換を検討している人のなかには、「業者に頼んでお金をかけたくないから自分で済ませたい」と考える人もいらっしゃると思います。
結論から申し上げると、自身で交換することは不可能ではありませんが、おすすめしません。当然ですが作業をおこなうにあたって知識や技術が必要です。防犯のために取り付けたのに、防犯の意味をなしていないものになってしまうおそれがあります。不安定な鍵だと、なおさら被害を受ける可能性が高まってしまうかもしれません。
確実性・コスト面のどちらからみても自分でおこなうのはおすすめできません。確実性を担保するためにも業者に依頼しましょう。
業者に依頼した際の料金相場
鍵の交換を業者に依頼した際の料金相場は以下の通りです。対応する作業の難易度によって内容も変わり、料金も変わることは理解しておきましょう。
交換内容 | 相場料金 |
ピンシリンダー錠 | 15,000円~25,000円 |
ディンプルシリンダー錠 | 30,000円~50,000円 |
電子錠 | 30,000円~150,000円 |
※出張料金含む
鍵のことなら『鍵のナンバーワンロック24』におまかせ
鍵のことは専門業者に依頼するのがおすすめですが、どの業者に依頼すればいいのか分からないという人も多いと思います。「すぐに対応してほしいけど、信頼のできる業者がいい」という際は、「鍵のナンバーワンロック24」がおすすめです。
これまで鍵のナンバーワンロック24では、トータル50万件以上(過去11年分の当社実績)の依頼に対応してきました。顧客企業様は400社以上、年間対応件数は5万件を超えています。
また、弊社の作業スタッフは当社規定の錠前認定技師のみ在籍しており、資格を持ったスタッフが対応しています。技術力の高いスタッフを手配させていただき、お悩みやご要望をお伺いしたうえで、最適な鍵交換をご案内させていただきます。
防犯ステッカーに関するよくある質問
ここからは防犯ステッカーに関するよくある質問についてまとめました。
防犯ステッカーが逆効果になるケースは?
防犯カメラに関するステッカーを、防犯カメラを設置せずにステッカーのみ設置しているケースは注意です。ステッカーを見かけた不審者は「どこに防犯カメラが設置してあるか」を事前に確認や調査をします。そういった場合に、防犯カメラを設置していない事がバレると、かえって空き巣はチャンスととらえる可能性があります。
防犯カメラとステッカーはセットにして設置するようにしましょう。
防犯カメラはダミーのものでも良い?
一般の侵入者を騙すことはできるかもしれませんが、見せかけの行為は空き巣の常習犯なら簡単に見破ってしまうため、ダミーはあまり期待できません。
見破られるポイントとしては、本物にあるはずの配線がない、稼働する際のランプの点滅がないなどが当てはまります。もしダミーカメラを選ぶなら、LEDライトが光るものや配線などの部品が付属しているものなど、本物さながらの商品がおすすめです。
100円ショップのステッカーでも効果はある?
100円ショップで販売されるステッカーは、コストの安さから購入しやすいものだと思います。しかし、100円ショップのものは素材は簡素なものが多く、劣化が早いかもしれません。とくに、高温多湿の日本の気候では、短期間で劣化してしまうそれがあります。
長期間の利用に耐えられる素材のステッカーを選ぶようにしましょう。
書かれた言葉で防犯効果が変わる?
ステッカーに貼られた言葉の違いによって、人の心理に変化が生じることは十分に考えられます。
ただし、イメージが変わる程度の小さな変化では、飛躍的に防犯効果が向上するとは言い切れません。ステッカーの言葉はあくまでも二次的な要素と捉えましょう。
まとめ
本記事では、防犯ステッカーの効果や種類、活用する際の注意点などについて解説しました。防犯グッズのなかでも手軽に取り入れやすい防犯ステッカーですが、ただ貼るだけでは思うような効果が得られなかったり、むしろ逆効果になってしまったりするおそれがあります。そのため、防犯ステッカーを貼る際は注意点をおさえたり、防犯ステッカー以外の防犯対策をおこなったりする必要があります。
「なにか防犯対策をしておきたい」という方は鍵の交換がおすすめです。防犯性の高い鍵に交換すれば犯行をしにくくなるということですので、空き巣が犯行を諦める確率も高まります。
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