日本国内に留まらず、東南アジアでも市場シェアを強く占めている”ダイハツ工業株式会社”の車。しかし、ダイハツの車は愛用している方が多い分、鍵の紛失トラブルも多数発生しています。

そこでこの記事では、ダイハツの車を愛用している方々へ向けて、鍵をなくした際の対処法を解説！併せて、ダイハツの車に使われている鍵の種類や、愛車にイモビライザーが搭載されているかどうかの確認方法もご紹介します。

ダイハツの車の鍵をなくした際の対処法

「外出先でダイハツの車の鍵をなくした！」

「ポケットに入れていたはずの車の鍵が見当たらない」

「マスターキーもスペアキーも手元にないので、ドアを開けられない…」

不測の事態が起こった際はどうしてもパニックになりがち。しかし、力ずくでドアを開けようとしたり、ヘアピンなどを使って無理やり鍵を開けようとしたりするのは絶対にNG！

ダイハツの車の鍵をなくした際には、以下の流れに沿って落ち着いて対処しましょう。

①身の回りを再度チェックする

上着の胸ポケット・バッグの中・財布の中・書類の隙間…etc。

既に一度探した場所でも、あらためて探してみると探し物が見つかることもあります。

まずは、身の回りの品をもう一度チェックしてみましょう。

②心当たりのある場所に連絡してみる

一日の行動を振り返って、もし心当たりのある場所が思い浮かんだら電話で問い合わせを！

もしかすると立ち寄った店舗や商業施設などのインフォメーションセンターで、落ちていた鍵を預かっていてくれているかもしれません。

普段通っていない場所に立ち寄った際には、スマートフォンやレシートを活用すれば電話番号が調べられます。

③インロックしていないか確認する

インロックとは、車のドアの鍵がかかって中に閉じ込められてしまうこと。車の鍵を車内のダッシュボードや座席に置き忘れてしまうケースはよくあります。

もし車内に鍵をインロックしてしまった場合には、JAFやディーラー、専門業者に依頼して開錠してもらわなければなりません。

④交番や警察に届け出を提出する

どうしても鍵が見つからない場合には、最寄りの交番や警察署に立ち寄り、必要書類を提出しましょう。

“遺失届書”に氏名・住所・連絡先の他、無くした物の特徴や無くした日時・場所を記入して提出すれば、鍵や全国のどこで見つかっても直接連絡がくるように手配されます。

また、警察庁が管理しているホームページ内で落とし物を検索することが可能です。

公表期間は、警察に落とし物が届けられた日から3ヶ月間。落としてすぐに届いているとは限らないため、落とした日だけでなく後日にも検索してみましょう。

参照：落とし物をした方(警視庁)

⑤スペアキーを使う

スペアキーを作っていて車のある場所から家までそれほど遠くない場合には、スペアキーを取りに帰るか同居人にもってきてもらいましょう。スペアキーがあればレッカーでの移動も必要ありませんし、ディーラーや業者に開錠を依頼せずに済みます。

もし外出先であればスペアキーを使って車を動かし、ディーラーや鍵の専門業者に依頼してマスターキーを作製してもらいましょう。

⑥スペアキーがない場合は業者などに開錠・鍵の作製を依頼する

スペアキーが手元にない場合や、スペアキーが自宅にあって取りに行くのが難しい場合には、以下のどちらかの方法で対処することになります。

【方法①】レッカーで車を移動し、ディーラーなどで対処

【方法②】鍵の専門業者に依頼して、その場で対処

詳しい流れについては次の項目にて解説します。

こちらもあわせてご覧ください！

車・バイクの鍵【鍵を開けたい】

鍵の紛失トラブルはどこに相談するべき？

前項にてスペアキーがない場合はディーラーや鍵の専門業者などに開錠・鍵の作製を依頼する必要があるとご紹介しましたが、「どちらに依頼すべきかわからない…」という方も多いはず。

実は、依頼する先によって価格や対応可能範囲が以下のように異なります。

車を移動してディーラーなどで対処

■ロードサービス(JAFなど)もしくは、ディーラーに連絡

■最寄りのディーラーもしくは修理工場へ車を運んでもらえるように手配

■車を移動後に、開錠および鍵を作製してもらう

原則、鍵の開錠には費用が発生しますが、加入している車両保険によってはロードサービスを使って無料で鍵を開けてもらえるケースもあるので確認してみましょう。

※ただし、レッカーでの車の移動には費用が別途必要です。

鍵の専門業者に依頼して、その場で対処

■鍵の専門業者に依頼する

■その場にて業者に開錠・鍵の作製をしてもらう

鍵の専門業者なら現場に駆けつけてくれるため、その場で開錠・鍵の作製を依頼することが可能です。車をレッカーで移動させる必要もありませんので、移動費用がかかりません。

開錠にかかる一般的な費用相場は大体8,000円～3万円程度。鍵の種類により異なりますが、鍵の作製は1～5万円程度、イモビライザー搭載車だと10万円以上かかる場合もあります。

ただし、業者選びには注意が必要です。

ひとくちに鍵の専門業者といっても、価格設定やサービスの質などは様々。中には、不当な料金を請求する悪質な業者もいるため「安いから」といった安易な理由で業者を選ぶのは避け、適正価格かどうかやサービスの質も注視しましょう。

※こちらもご参照ください。

予想外に高額な請求をする鍵開け業者にご注意を！(消費者庁)

依頼前にチェックしておくべき5つの情報

JAFやディーラー、鍵の専門業者へ開錠などを依頼する際には、下記の情報提供が必要です。

依頼する前にあらかじめ確認しておきましょう。

■車の情報(車種・メーカー・グレード・車の初度登録年月)

■鍵の種類(メタルキー・キーレスキー・スマートキーetc)

■現在の状況(停車場所・ロックがかかっているか否か)

■イモビライザー搭載の有無

■免許証・車検証の提示が可能か

なお、鍵の種類やイモビライザーが搭載されているかどうかの判断ポイントについては後述します。

ダイハツの車に使われている主な鍵の種類

ダイハツの車では、主に以下の種類の鍵が使用されています。

メタルキー

金属製のギザギザとした形状の鍵。一昔前によく使われていた、鍵穴に差し込んで開錠するタイプの鍵です。

ただし、現在はメタルキー単体で使われることは少なく、多くはスマートキーに予備用の鍵として内蔵されています。

プラスチック製のカバー付きキー

メタルキーの持ち手部分がプラスチック製のカバー(キーシェル)で覆われている、持ちやすいタイプの鍵です。

ただし、メタルキーと同様に近年製造・販売されている車種ではあまり単体で使用されていません。

キーレスキー

キーヘッドにドアを開閉するボタンが付いている、電子タイプの鍵。リモコンキーとも呼ばれる鍵で、ボタンを押せば車のドアをワンタッチで開閉できます。

スマートキー

自動で鍵の開閉を遠隔操作できるタイプの鍵。ドアに近づくだけで開錠・施錠できる他、エンジンの始動も鍵を差し込むことなくスマートに行えます。

イモビライザーとは？作製費用が高額になるって本当？

続いて、盗難防止機能”イモビライザー”についてご紹介します。

イモビライザーってどんなシステム？

“イモビライザー”とは、車両盗難や乗り逃げを防ぐ装置です。

イモビライザー搭載車には車体にコンピューターが、鍵の中に小さな電子チップが埋め込まれており、登録されたIDを照合した上で、一致したときのみエンジンがかかる仕組みになっています。

先述したように、ディーラーや専門業者に鍵の複製を依頼する際は、イモビライザーが搭載されているかどうかを確認しなければなりません。

鍵の作製費用が高額になる理由

イモビライザーが搭載されている場合は、鍵の作製費用が高額になるケースが多いです。

例えば、メタルキーが1～3万円程度で作れるのに対して、イモビライザー搭載車の鍵を作るには1万2,000円～10万円以上必要となることもあります。

また、車種によっては車体に搭載されているコンピューターの交換や、ディーラーでのICチップの再登録をしなければならないなんてことも…！

イモビライザーはメタルキーよりも性能が高い分、複製が難しく、鍵の作製が高額になる可能性が高いです。

イモビライザーが搭載されているかの見分け方

JAFやディーラー、鍵の専門業者へ開錠などを依頼する際には、イモビライザーが搭載されているかどうかも伝えなくてはなりません。

しかし、「自分の愛車にイモビライザーが搭載されているかわからない…」という方も多いです。

そこで、最後はイモビライザーが搭載されているかどうかの見分け方を解説します。

自分の愛車にイモビライザーが搭載されているかどうかわからない場合は、以下のポイントを確認してみましょう。

■鍵の種類

メタルキー以外の鍵には、イモビライザーが搭載されている可能性があります。

メタルキーにはイモビライザーは搭載されていません。

ただし、持ち手にプラスチック製のカバーが付いているメタルキーにはイモビライザーが搭載されている可能性があるため注意しましょう。

■エンジンのスタート方式

つまみを回してエンジンをかける”ツイストノブタイプ”か、ボタンを押してエンジンをかける”プッシュスタートタイプ”は、イモビライザーが搭載されている可能性が高いです。

■ステッカーの有無

車種によっては、窓部分などにイモビライザーが搭載されている旨を記載したステッカーが貼られています。

■イモビライザーランプの有無

イモビライザーが搭載されている場合、メーター周辺に鍵や車、南京錠の形をしたランプが設けられています。これはイモビライザーシステムが作動している際に点灯するマークです。

イモビライザーが搭載されているかどうかわからない場合は、メーター周りのマークを確認してみましょう。

■上記を確認してもわからない場合

上記でご紹介したポイントを確認してもイモビライザーが搭載されているか判断付かない場合は、直接ダイハツのディーラーに問い合わせてみましょう。

まとめ

高性能でありながらリーズナブルな軽自動車が人気を集めている自動車メーカー”ダイハツ工業株式会社”。

そんなダイハツの車は国内でも愛用している方が多い分、鍵の紛失トラブルも多数発生。当サービス”鍵のナンバーワンロック24”でも、多くの方から鍵の紛失や作製に関するご相談・ご依頼いただいています。

しかし、記事内でもご紹介したように鍵をなくした際は焦らず、落ち着いて対処することが重要です。車の鍵をなくしてしまった場合には、鍵の種類やイモビライザー搭載の有無を確認の上、正しく対処しましょう。

ちなみに、当サービス“鍵のナンバーワンロック24”では今回この記事でご紹介したようなダイハツの車の鍵に関するトラブルにも対応！24時間365日ご依頼に応じています。

鍵の開錠や作製はもちろん、修理の依頼も可能です。

鍵のナンバーワンロック24では技術力のあるスタッフを揃えているだけでなく、無償で正確な見積もりを作成したり、作業後のアフター保証も完備していたりと各種サービスも充実。お客様に安心してお任せいただけるような体制を整えています。

なお、ご相談は電話だけでなく、メールやLINEでもOK！

車の鍵に関するトラブルが発生した際は、ぜひ“鍵のナンバーワンロック24”にご相談ください！