国内だけに留まらず、海外でも高い評価を受けている”いすゞ自動車(ISUZU)”の車・トラック。
今回この記事では、そんないすゞの車・トラックを愛用している方々へ向けて、鍵をなくした際の対処法をわかりやすく解説。併せて、ディーラーと鍵の専門業者どちらに依頼すべきか、依頼時に必要となる5つの情報、いすゞの車・トラックで使われている主な鍵の種類、イモビライザーが搭載されているかどうかの見分け方もご紹介します。
目次
いすゞの車・トラックの鍵をなくした際の正しい対処法
車やトラックの鍵をなくした際はパニックになりがちですが、無理やりドアを開けようとするのはNG!車体を傷付けてしまったり、故障の原因となったりする恐れがあります。
いすゞ自動車が製造・販売している車・トラックの鍵をなくした際には、以下の流れに沿って正しく対処しましょう。
①身の回りを再度チェックする
上着の胸ポケット・バッグの中・財布の中・書類の隙間…etc。
既に一度探した場所でも、あらためて探してみると探し物が見つかることもあります。
まずは身の回りの品をもう一度チェックしてみましょう。
②心当たりのある場所に連絡してみる
一日の行動を振り返って、もし心当たりのある場所が思い浮かんだら電話で問い合わせてみましょう。
もしかすると立ち寄った店舗や商業施設などのインフォメーションセンターで、落ちていた鍵を預かっていてくれているかもしれません。
③インロックしていないか確認する
インロックとは、車のドアの鍵がかかって中に閉じ込められてしまうこと。車の鍵を車内のダッシュボードや座席に置き忘れてしまうケースはよくあります。
車内に鍵をインロックしてしまった場合には、JAFやディーラー、専門業者に依頼して開錠してもらわなければなりません。
④交番や警察に届け出を提出する
どうしても鍵が見つからない場合には、最寄りの交番や警察署に立ち寄り、必要書類を提出しましょう。
“遺失届書”に氏名・住所・連絡先の他、無くした物の特徴や無くした日時・場所を記入して提出すれば、鍵や全国のどこで見つかっても直接連絡がくるように手配されます。
また、警察庁が管理しているホームページ内で落とし物を検索することが可能です。
公表期間は、警察に落とし物が届けられた日から3ヶ月間。落としてすぐに届いているとは限らないため、落とした日だけでなく後日にも検索してみましょう。
参照:落とし物をした方(警視庁)
⑤スペアキーを使う
スペアキーを作っていて車のある場所から家までそれほど遠くない場合には、スペアキーを取りに帰るか同居人にもってきてもらいましょう。スペアキーがあればレッカーでの移動も必要ありませんし、ディーラーや業者に開錠を依頼せずに済みます。
もし外出先であればスペアキーを使って車を動かし、ディーラーや鍵の専門業者に依頼してマスターキーを作製してもらいましょう。
ただし、車をその場に長時間放置するのは危険です。車の鍵がかかっている状態でも、専用の機材などを使って窃盗されてしまう恐れもあります。
スペアキーを取りに行くのに時間がかかるようなら、ディーラーや鍵の専門業者に依頼して対応してもらうのが無難です。
⑥スペアキーがない場合は業者などに開錠・鍵の作製を依頼する
スペアキーが手元にない場合や、スペアキーが自宅にあって取りに行くのが難しい場合には、以下のどちらかの方法で対処することになります。
【方法①】レッカーで車を移動し、ディーラーなどで対処
【方法②】鍵の専門業者に依頼して、その場で対処
詳しい流れについては次項にて解説します。
鍵の紛失トラブル解決は誰に依頼すればいい?
前項にて、スペアキーが手元にない場合はディーラーや鍵の専門業者に依頼しなければならないと解説しましたが「どちらに依頼すべき?」と悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
JAFやディーラーに頼む場合と、鍵の専門業者に依頼する場合ではそれぞれ以下のようにメリットが異なります。
車を移動してディーラーなどで対処
■JAFなどのロードサービスやディーラーに連絡
■最寄りのディーラーもしくは修理工場へ車を運んでもらえるように手配
■車を移動後に、開錠および鍵を作製してもらう
<メリット>自社の車に詳しいため安心、純正部品の用意がある
車をその場所に停めておくのが困難な場合は、JAFやディーラーに車の移動から開錠・鍵の作製を依頼するのが便利です。ディーラーなら自社の車に詳しいですし、修理・鍵の作製が必要になった際も純正部品を使ってくれるため安心してお任せできます。
ただし、レッカーで車を移動する際は別途費用が発生します。
鍵の開錠・作製にも原則費用が発生しますが、加入している車両保険によってはロードサービスを使って無料で鍵を開けてもらえるケースもあるので確認してみましょう。
鍵の専門業者に依頼して、その場で対処
■鍵の専門業者に依頼する
■その場にて業者に開錠・鍵の作製をしてもらう
<メリット>現場に来てくれるのでレッカーで運搬する必要がない
鍵の専門業者なら、現場まで駆けつけてくれるためレッカーでの運搬費用がかかりません。
開錠にかかる一般的な費用相場は大体8,000円~3万円程度。鍵の種類により異なりますが、鍵の作製は1~5万円程度、イモビライザー搭載車だと10万円以上かかるケースが多いようです。
その反面、業者はディーラーと異なり、鍵の種類によっては対応が難しい場合もあります。
依頼する前には、必ず後述する情報を正しく伝えましょう。
こちらもあわせてご覧ください!
要チェック!依頼時に必要となる5つの情報
JAFやディーラー、鍵の専門業者へ開錠などを依頼する際には、下記の情報提供が必要です。
依頼する前にあらかじめ以下のポイントを確認しておきましょう。
■車の情報
車種やメーカーグレード、車の初度登録年月などをわかる範囲で確認しておきましょう。
■鍵の種類(メタルキー・スマートキーetc)
ひとくちに車・トラックの鍵といっても種類は様々。いすゞの車・トラックで主に使われている鍵の種類は後述しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■現在の状況
車が停車している場所や、ロックがかかっているか否かの確認も欠かせません。
停車場所によっては、車を移動しなければならない場合もあります。
■イモビライザー搭載の有無
車種によっては、盗難防止機能“イモビライザー”が搭載されている場合もあります。詳しくは後述しますので、「自分の愛車にイモビライザーが搭載されているかわからない…」という方は必見です。
■免許証・車検証の提示が可能か
免許証を車内に置いたままになっている場合もあるため、免許証もしくは車検証の提示が可能かどうかもチェックしておきましょう。
いすゞの車・トラックに使われている主な鍵の種類
続いて、いすゞの車・トラックに使われている主な鍵の種類についてご紹介します。
「自分の使っている車の鍵がどの種類なのかわからない…」という方は下記を参考にしましょう。
メタルキー(メカニカルキー)
金属製のギザギザとした形状の鍵。一昔前によく使われていた、鍵穴に差し込んで開錠するタイプの鍵です。
近年製造・販売されているいすゞの車・トラックではメタルキー単体で使われることは少なく、多くはスマートキーに予備用の鍵として内蔵されています。
プラスチック製のカバー付きキー
メタルキーの持ち手部分がプラスチック製のカバー(キーシェル)で覆われている持ちやすいタイプの鍵です。
詳しくは後述しますが、プラスチック製のカバー付きキーには盗難防止機能“イモビライザー”が搭載されている可能性があります。
スマートキー
自動で鍵の開閉を遠隔操作できる電子タイプの鍵。
ドアに近づくだけで開錠・施錠できる他、エンジンの始動も鍵を差し込むことなくスマートに行えます。
プラスチック製のカバー付きキーと同様に、スマートキーには盗難防止機能“イモビライザー”が搭載されている可能性が高いです。
イモビライザーとは?搭載車の判断ポイントも解説
イモビライザーとは、車両盗難や乗り逃げを防ぐ装置です。
イモビライザー搭載車には車体にコンピューターが、鍵の中に小さな電子チップが埋め込まれており、登録されたIDを照合した上で、一致したときのみエンジンがかかる仕組みになっています。
こちらの記事もご参照ください。
※教えて!「イモビライザー」のこと(ISUZU)
イモビライザーが搭載されている車・トラックを見分けるポイントは以下の通り。
以下を参考にして、自身が愛用しているホンダ車にイモビライザーが搭載されているか確認してみましょう。
■鍵の種類
原則、イモビライザーが搭載されているのは持ち手にプラスチック製のカバーが付いているメタルキーか、スマートキーです。
メタルキー単体にはイモビライザーは搭載されていません。
■インジケーターランプの有無
イモビライザーが搭載されている車には、メーター周辺に鍵や車、南京錠の形をしたランプが設けられています。これはイモビライザーシステムが作動している際に点灯するマークです。
イモビライザーが搭載されているかどうかわからない場合は、メーター周りのマークを確認してみましょう。
■ステッカーの有無
車種によっては、窓部分などにイモビライザーが搭載されている旨を記載したステッカーが貼られています。
■わからないときはディーラーへ相談を!
上記で挙げたポイントをチェックしてみたものの、「自分ではイモビライザーが搭載されているかどうか判断できない…」という場合は、ディーラーに直接問い合わせてみましょう。
車種などを伝えればイモビライザーが搭載されているかどうか教えてくれます。
鍵の専門業者を選ぶ際に気を付けるべき注意点
最後に、鍵の専門業者を選ぶ際に注意すべき点をご紹介します。
ひとくちに鍵の専門業者といっても、価格設定やサービスの質などは様々。中には、不当な料金を請求する悪質な業者もいるため「安いから」といった安易な理由で業者を選ぶのは避けた方が無難です。
業者選びや見積りを依頼する際には、以下のポイントに気を付けましょう。
■「料金は実際に見てみないと分からない」と言う
依頼前に尋ねても、具体的な料金を教えてくれない業者には要注意。
確かに、症状など拝見してみないと分からないことや、突然のトラブルで上手く説明出来ないことはあり、お電話だけで全ての判断を行うのは難しい場合もあります。
しかし、大体の相場なども教えてくれない業者は金額が大幅に変動する可能性が高いです。
■WEBサイト上の料金表記が極端に安価
WEBサイトでは“2,000円~”と安価な料金を謳っているものの、実際に現地では大幅に異なる金額を請求される場合もあります。
もし現地到着後に断ったとしても、高圧的な対応や高額なキャンセル料金を請求され、仕方なく依頼するというケースは稀ではありません。
不当な請求をされないためには、不安に感じた場合や、納得のいかない場合には断る勇気も必要です。
※こちらもご参照ください。
予想外に高額な請求をする鍵開け業者にご注意を!(消費者庁)
まとめ
鍵のナンバーワンロック24では、今回ご紹介した”いすゞ自動車(ISUZU)”の車・トラックの鍵に関するご相談にも24時間365日対応可能。鍵の開錠・作製だけでなく、修理なども承っています。
「車の鍵が見当たらない…」
「外出先でトラックの鍵を紛失してしまった!」
「マスターキー以外に、車の合鍵を作っておきたい」
「最近不具合が生じているので、車の鍵の修理を依頼したい」
このようなお悩みを抱えている方は、ぜひ鍵のナンバーワンロック24までお問い合わせください。
作業は、当社規定の錠前認定技師が担当。価格に納得していただいた上でご依頼いただけるよう、作業前に無償で見積もりを作成しているため安心です。
また、そのほかにも3ヶ月間アフター保証がついていたり、損害賠償保険に加入していたりと各種サービスが充実しているため、安心してお任せいただけます。
お問い合わせは電話だけでなく、LINEやメールでもOK!
車の鍵トラブルが発生した際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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Q
車の鍵を作って欲しいのですが必要な情報はありますか?
メーカー・車種・年式、エンジンの始動方法を教えて頂きたいです。
分からない場合はその旨をお伝えください。
運転免許証と車検証は現地に確認はさせて頂きますので、予めご準備お願いいたします。

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現地到着後に断ると高圧的な対応や高額なキャンセル料金を請求されるなどし、恐怖に感じ方は仕方なく依頼するというケースは稀ではありません。
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