子どもの窓・ベランダからの転落事故に注意!発生原因や親ができる6つの対策を解説

子どもが住居などの窓やベランダから転落する事故は後を絶ちません。
子どもはじっとしていることは少なく、好奇心旺盛なため常に行動していることが多いです。しかし、子どもは成長発達の途上にあり、事故に対する知識や対応能力が不足しています。大人が予測できないような行動を取ることもあります。言語発達も未熟なため、起きたことを正確に伝えることが難しく、事故防止のための運動能力も備わっていません。
事故を起こさないために、親として最大限の注意をおこなうことは重要ですが、常に目を離さないことはできず限界があります。そのため、転落事故が起こらない環境づくりをおこなうことが重要です。
本記事では、子どものベランダからの転落事故が増加している要因や転落事故が発生するケース、防ぐポイントについて解説します。
目次
子どものベランダからの転落事故が増加している
子どもの転落事故は後を絶たず、毎年のように発生しています。

東京消防庁の「年別救急搬送人員(0歳から5歳)」のデータによると、令和2年から令和6年までの5年間で、墜落事故により63人が救急搬送されています。
年 | 墜落による救急搬送人員 |
令和2年 | 16人 |
令和3年 | 11人 |
令和4年 | 22人 |
令和5年 | 8人 |
令和6年 | 6人 |
また、「年齢別救急搬送人員」のデータによると、1歳、3歳、4歳が多く救急搬送されており、全体の8割以上は窓からの墜落となっています。
年齢 | 窓からの墜落による救急搬送人員 | ベランダからの墜落による救急搬送人員 |
1歳 | 16人 | 1人 |
2歳 | 7人 | 1人 |
3歳 | 10人 | 3人 |
4歳 | 13人 | 2人 |
5歳 | 8人 | 2人 |
子どもの転落事故は、一人で歩き始める1歳から2歳ごろから増え始め、3歳から4歳でもっとも多くなっています。3歳から4歳ごろは好奇心や自我が芽生え、興味本位でいろんな行動をするようになり活発な動きができるようになりますが、自分の行動が危険かどうかを判断することは難しいです。
高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性がかなり高いです。そのため、親として最大限の注意をおこなうこと、そして事故が起こらない環境づくりをおこなうことが大切です。
子どもの転落事故が発生するケース
子どもの転落事故はさまざまなケースで発生します。ここからは事故の発生ケースについて詳しく解説します。
子どもが勝手にベランダに出てしまう
暖かくなってくる季節には窓を開ける機会が多くなりますが、窓を開けることで勝手に子どもがベランダに出てしまうことがあります。一緒の部屋にいるのであれば制止できますが、別の部屋にいたり、ふと目を離してしまったりすると、勝手にベランダに出て思わぬ行動をするおそれがあります。
ベランダで転落事故を起こすケースとしてとくに多いのが、エアコンの室外機によじ登って手すりを越えてしまうケースです。機種やメーカーによって異なりますが室外機の高さは約60cmで、1人でいろんな行動ができる3歳ごろになると意外と簡単によじ登ってしまいます。
手すりをよじ登って転落
ベランダの手すりにはさまざまなデザインがありますが、手すりによっては足をかけられるような作りになっているものもあります。好奇心旺盛な子どもは、足をかけてよじ登って、最終的に転落事故を起こすようなケースもあります。
手すりや手すりの周囲に、足や手をかけられる部分、設備などがあると、よじ登るリスクがあるので注意が必要です。
網戸が外れて転落
少し暑くなった季節や風が心地よい季節は、窓を開けて網戸で過ごす家庭も多いと思います。ただし、網戸が外れて転落するケースも少なくありません。たとえば、網戸近くの家具によじ登って突き破ってしまったり、窓枠に座って網戸によりかかった際に外れてしまったりなど、危険なケースがあるので注意が必要です。
子どものベランダからの転落事故を防ぐポイント
転落事故を防ぐには、事前にポイントをおさえ、事故が起きない環境を作ることが重要です。
ここからは、子どもの転落事故を防ぐポイントについて解説します。
窓を開けた部屋やベランダでは遊ばせない
部屋を涼しくするためや空気の入れ替えのためなどで、窓やベランダの扉が開いている部屋では子どもだけで遊ばせないようにしましょう。「少しだけだから」と目を離した隙に、窓から身を乗り出したり、ベランダに出たりしてしまうおそれがあります。
子どもには開けづらい鍵を設置する
子どもには開けづらい鍵を設置するのもおすすめです。
窓の鍵は基本的にクレセント錠がついていますが、一般的なものは取手を上下に動かしてしまえば簡単に施開錠できてしまいます。そのため子どもでも簡単に開けてしまい、勝手に外に出てしまうおそれがあります。
しかし、クレセント錠にはさまざまな種類があり、子どもが1人で開けるのは難しいようなタイプのものも存在します。たとえば、暗証番号を使うタイプや、シリンダー付きで鍵がなければ開錠できないタイプなどです。このようなタイプなら、玄関の鍵などのように開錠が必要なので、簡単に窓が開けられません。
補助錠を設置する
子どもの手の届かない位置に補助錠を付けるのもよいでしょう。補助錠をつけると、クレセント錠と補助錠の2重で鍵をかけることが可能です。とくに、網戸は小さいこどもの力でも簡単に開くので施錠を徹底してください。
ベランダには物を置かない
ベランダに物を置いていると、それを踏み台にして手すりを越えて転落する危険性が高まります。プランターやヒモで縛った新聞紙、段ボール、椅子などを置くのはやめましょう。また、室外機は手すりから60cm以上離して取り付けるようにしてください。ベランダの奥行きが狭い場合は、室外機に登れないように工夫をおこなう必要があります。
各箇所に劣化がないか点検する
網戸が外れやすくなっていないか、手すりが劣化したりしていないかを点検しましょう。網戸は意外と簡単に外れてしまうので、十分な注意が必要です。また、落下防止手すりを取り付けるのも対策の一つになります。
窓枠や出窓に座って遊んだり、窓や網戸に寄りかかったりさせない
窓や網戸に寄りかかる、窓枠や出窓に座るなどはさせないようにしましょう。いくら子どもを見ていたとしても、寄りかかったことで網戸が外れてしまうと、急な出来事で助けることができないかもしれません。想定される事故を予測したうえで、子どもの行動には注意をしておきましょう。
もっともおすすめは鍵の交換・補助錠の設置
ここまで転落事故を防ぐポイントを解説しましたが、もっともおすすめするのは鍵の交換・補助錠の設置です。
通常のクレセント錠はハンドルを下げるだけで開錠できるため、小さな子どもでも簡単に開けてしまい、勝手に外に出てしまうおそれがあります。しかし、クレセント錠には暗証番号を使うタイプや、シリンダー付きで鍵がなければ開錠できないタイプなどもあります。このようなタイプなら簡単に窓が開けられなくなり、ベランダに出てしまうことを防止できます。
また、補助錠を付けるのもおすすめです。補助錠をつけると、クレセント錠と補助錠の2重で鍵をかけることが可能となります。
ただ、窓の鍵交換や補助錠の取り付けは専門的な知識やスキルが必要となるため、簡単なことではありません。そのため専門業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
専門業者に依頼すると、豊富な知識やスキルを身に着けているため、失敗のリスクなく交換をおこなってくれます。鍵に関する様々な問題を解決してくれるプロなので、安心して依頼ができるでしょう。
窓の鍵交換・補助錠の設置は『鍵のナンバーワンロック24』がおすすめ
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子どもの転落事故防止に役立つアイテム
転落防止として、鍵の交換や落下防止手すりを、工事やDIYで取り付ける事はとても効果的です。しかし、すべての窓に取り付けるには、時間や費用が掛かってしまいます。
そこで、「簡単ですぐ出来る方法が良い」という方のために、ここからは以下の役立つアイテムを紹介します。
■窓ストッパー
■網戸ロック
■突っ張り棚・突っ張り棒
窓ストッパー
窓ストッパーとは、窓サッシなどに取り付け、窓の開閉を制限したり窓を固定したりするための装置です。付属の両面テープ等で窓に貼り付けて、ボタンを押してロックを起こすとストッパーの役割をしてくれます。そのため、引き戸窓の奥側に貼り、内側の窓に上手く当たるように設置します。
サッシに取り付ける補助錠は、背の高い窓になると大人も手が届かなくなってしまいます。窓ストッパーなら、窓ガラスの好きな位置に貼りつけ可能なので、背の高い窓も対策ができます。
網戸ロック
網戸ロックとは、網戸を固定し、不正な開閉を防止するために役立つ装置です。網戸枠に貼り付けて、レバーを横にするだけで網戸が開くのを防ぐことができます。
さまざまな種類がありますが、一般的には粘着シートで貼り付けるだけなので取り付けが簡単で、好きな高さに取り付けられるため使用しやすいです。また、レバーを横にするだけでロックでき、レバーを上か下の縦位置にするだけで簡単に解除できます。
網戸を手軽にロックして、快適に使いたい方にお勧めです。
突っ張り棚・突っ張り棒
窓やベランダに出る際の窓に、突っ張り棚や突っ張り棒を取り付けるのもおすすめです。
突っ張り棚や突っ張り棒を取り付けることで、勝手に窓を開けることを防げますし、親が窓を開けたとしても外に出るのを防ぐことが可能です。突っ張り棚や突っ張り棒は、ネットやホームセンターで買えて、すぐ出来るおすすめの方法です。
転落対策の「補助金」も確認しておこう
国土交通省では、「子育て支援型共同住宅推進事業」として、転落防止設備の設置などにかかる費用に対する補助金を交付しています。
【事前相談期間】 申請にあたっては、期間中に事前審査をクリアする必要があります。 <賃貸建設型> 令和7年4月1日(火)~令和7年9月30日(火) <賃貸改修型・分譲改修型・宅配ボックス設置のみ> 和7年4月1日(火)~令和8年1月30日(金) ※予算執行状況により期間を変更する場合があります。申請をお考えの際はお早めに事務局へご連絡ください。 【申請期間】 令和7年4月1日(火)~令和8年2月27日(金) ※予算執行状況により応募期間を前倒しして終了する場合があります。 |
設備設置で支給される補助金の上限は、1戸あたり100万円です。詳しい内容が知りたい方は、子育て支援型共同住宅推進事業の専用ホームページを確認してください。
まとめ
子どもはじっとしていることは少なく、好奇心旺盛なため常に行動していることが多いです。しかし、子どもは成長発達の途上にあり、事故に対する知識や対応能力が不足しています。大人が予測できないような行動を取ることもあります。
子どもが転落事故を起こさないために、親として最大限の注意をおこなうこと、そして事故が起こらない環境づくりをおこなうことが大切です。
「なにか効果的な対策をしておきたい」という方は、窓の鍵交換・補助錠の設置がおすすめです。ただ、窓の鍵交換や補助錠の取り付けは専門的な知識やスキルが必要となるため、簡単なことではありません。そのため専門業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
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