鍵っ子家庭の防犯対策は?子供1人のお留守番の注意点や防犯対策を解説

近年、日本では共働き世帯が一般的になり、子どもが自分で鍵を持って学校から帰宅する「鍵っ子」が増えています。
ただ、子どもに鍵を持たせたり、1人で留守番させたりすることは、不審者にターゲットにされるおそれもあります。そのため、鍵の持たせ方を工夫したり、性能の高い鍵に交換したりなどが重要です。子どもが犯罪に巻き込まれないために防犯対策を十分におこないましょう。
本記事では、鍵っ子についてや鍵の持たせ方、防犯対策のコツについて解説します。
目次
鍵っ子とは?
鍵っ子とは、小学校から帰った際に自分で鍵を開けて留守番する子どもたちのことです。親の仕事の都合により帰宅時間が遅くなることから、常に鍵を持ち歩いているため「鍵っ子」と呼ばれるようになりました。
1960年代頃、共働き世帯の増加に伴って、一般的に広く使用されるようになりました。今でも両親2人とも働く家庭は多くなっているため、増加傾向にあります。
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1人での留守番を始めるタイミング
留守番を始めるタイミングとしては小学校1〜3年生が多いです。ただ年齢でタイミングを決めるのではなく、以下のようなポイントをチェックして判断しましょう。
■ひとりで鍵を開け閉めできる
■一定時間ひとりで留守番できる
■親との約束を守れる
■防犯をおこなうことの重要さをわかっている
■電話がかけられる
子どもの鍵の持たせ方
子どもに鍵を持たせる必要がある家庭は少なくありませんが、その場合に注意しなければいけないのは紛失です。鍵をどこかで紛失した場合、誰かに拾われて悪用される可能性も否定できません。
子どもに鍵を持たせる場合は、以下のように持たせるのがおすすめです。
■ネックストラップにつける
■ランドセルにキーケースをつける
ネックストラップにつける
ネックストラップは、首からぶら下げて使うストラップのことです。ストラップの先端に鍵を付けることで、常に身につけておくことが可能です。
しかし、遊んでいるときに首に巻き付いてしまう可能性があり、思わぬ怪我をしてしまうおそれがあるので注意しましょう。
ランドセルにキーケースをつける
毎日必ず持ち歩くランドセルに取り付けることで、紛失を防げます。
ただし、ランドセルに鍵を付けると日頃から一人で留守番していることが知られたり、気付かないうちに盗まれたりする可能性があります。そのため、目立ちにくく、失くしにくいキーケースを使うようにしてください。
鍵っ子にするリスク
鍵っ子にする場合は、子どもの安全を守るためにどのようなリスクがあるのか理解しておくことが大切です。ここからは3つのリスクについて紹介します。
1人での留守番時を不審者に狙われるおそれがある
鍵っ子は、常に家の鍵を持ち歩いています。鍵が見える状態にしていると、不審者に「この家は親が不在」と狙われてしまうおそれがあるでしょう。さらにはインターフォンを通じて親の不在を確認するケースもあります。
鍵を紛失する
小学生の子どもは、鍵をどこかに落としたり、気づかない間に紛失してしまったりするおそれがあります。まだ、自分の所持物に対しての管理能力が乏しいため、鍵の存在を忘れてしまうのです。また、小学生は学校生活に必要な荷物が多いです。荷物の出し入れの際に、うっかり鍵を落とすリスクもあります。
先ほど紹介した鍵の持たせ方も参考にして、最大限紛失のリスク防止をおこないましょう。
1人で危険な行為をしてしまうおそれがある
子どもが留守番中に、1人で危険な行為をしてしまうおそれもあるので注意が必要です。
たとえば食べ物以外を飲み込んで誤飲してしまったり、手の届くところにあるライターやマッチを使ってしまったりなど、複数のリスクが想定されます。事前に起こりうる危険を考え、対策案を検討しましょう。
鍵っ子の際の防犯対策4選
子どもに1人で留守番させることは、防犯面でも少なからずリスクがあります。1人で留守番をさせる場合は、以下のような防犯対策をおこないましょう。
■性能の高い鍵を設置する
■ご近所さんと良好な関係を築いておく
■ホームセキュリティを活用する
■防犯カメラを設置する
それぞれ詳しく解説します。
性能の高い鍵を設置する
もっともおすすめなのは防犯性の高い鍵への交換です。先ほども触れたように、子ども1人での留守番時は、不審者に狙われるおそれがあります。自宅の鍵を防犯性の高いものにしておくことで、犯罪に巻き込まれるリスクを下げることが可能です。
犯行をおこなう不審者はできるだけ短時間で犯行を実施することを考えているため、時間がかかる家を選ばない傾向にあります。防犯性の高い鍵に交換すればそれだけ犯行をしにくくなるということですので、諦める確率も高まるでしょう。
おすすめはディンプルキーです。鍵の表面に深さや大きさがさまざまな丸いくぼみがたくさんついており、とても複雑な構造になっています。防犯性が高く、解錠には高度な技術が必要となります。
また、1つのドアに2つ鍵をかける「ダブルロック」もおすすめです。通常建物のドアは、1つのドアにつき最低一つの鍵が付いています。しかし最近では、一般家庭の防犯用としてもダブルロックが推奨されるようになり、今では警察や国土交通省なども推奨するほどになっています。玄関に鍵が2個付いていれば時間がかかると見ただけで分かり、犯罪を抑止できるでしょう。
ご近所さんと良好な関係を築いておく
子どもを守るため、日頃からご近所さんと良好な関係を築いておきましょう。「遠くの親戚より近くの他人」ということわざもある通り、いざというとき、あなたの子供を守ってくれるのは近所の目です。
まずは近隣にお住まいの方に、子どもの存在を知ってもらうことが大切です。「近所に住んでいる子」と認識されるより「○○さん家の□□ちゃん」と知ってもらっている方が安心でしょう。
このように地域の方が気にかけてくれる環境は、常日頃からのコミュニケーションがあってこそ形成されるものです。仕事で家を空けがちだと、他の保護者や地域の方とのコミュニケーションは取りにくいと思いますが、すれ違ったときは挨拶だけではなく、一言二言の会話をするよう心がけるなど、些細なことの積み重ねをしておきましょう。
ホームセキュリティを活用する
他の対策に比べるとコストはかかってしまいますが、ホームセキュリティを導入するとかなり高い防犯性を期待できます。代表的な会社は「SECOM(セコム)」「ALSOK(アルソック)」「セントラル警備保障(CSP)」などです。
もし、不審者が侵入するなど万一のことがあった場合、警備会社のガードマンが迅速に駆けつけてくれます。また、専用の防犯カメラ・スマホアプリも連携しているサービスもあり、どこからでも家の様子をリアルタイムで映像確認することが可能です。
子供が1人で留守番している時の心強い味方となるでしょう。
防犯カメラを設置する
防犯カメラがあれば、犯行を考えている不審者も「見られているかもしれない」という意識を持ち、諦める可能性が高いです。防犯カメラの存在そのものが、犯罪やトラブルの抑止につながるということです。
また、もし万が一被害に遭ったとしても、防犯カメラが作動していれば証拠となる映像を捉えることが可能です。
お留守番する時の防犯スローガン「いいゆだな」
「いいゆだな」は防犯スローガンで、警備会社のALSOKが提唱している標語です。小学生が家に入るときに気を付けたい内容の頭文字をつなげたもので、以下の内容となっています。
「い」:家のカギを見せない
「い」:家のまわりをよく見る
「ゆ」:郵便ポストをチェック
「だ」:誰もいなくても「ただいま」
「な」:なかに入ってすぐ戸じまり
この内容を親子で共有して守ることを徹底することで、家族全体の防犯意識を高められるので重要です。
鍵を防犯性の高いものに交換するのがおすすめ
防犯対策として、もっとも有効な方法は「鍵を防犯性の高いものに交換」することです。
空き巣や窃盗犯などはできるだけ短時間で犯行を実施することを考えています。時間がかかると犯行が誰かに見られてしまったり、警察を呼ばれて逮捕されたりするリスクが高くなるためです。鍵開けに5分以上で約7割、10分以上で約9割が侵入を諦めるというデータがあります。そのため、防犯性の高い鍵に交換すれば犯行をおこしにくい環境を作ることができ、抑止させる可能性が上がります。
業者に依頼した際の料金相場
鍵の交換を業者に依頼する際には、かかる料金の相場を把握しておくのがおすすめです。料金の相場を把握していなければ、提示された金額が高いのか安いのか判断することが難しいためです。ただし、対応する作業の難易度によって内容も変わり、料金も変わることは理解しておきましょう。
交換内容 | 相場料金 |
ピンシリンダー錠 | 15,000円~25,000円 |
ディンプルシリンダー錠 | 30,000円~50,000円 |
電子錠 | 30,000円~150,000円 |
※出張料金含む
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子どもに持たせるおすすめ防犯グッズ
子どもを守るためには、防犯グッズを持たせることも効果的です。ここからはおすすめの防犯グッズを紹介します。
■防犯ブザー
■キッズケータイ
■防犯ブザー携帯中シール
防犯ブザー
防犯ブザーは、危険を察知したときに大きな音を鳴らして周囲に知らせる防犯グッズです。大音量が発せられるので、周囲に助けを求めることができます。
さらに、防犯ブザーには加害者の行動を妨害するという効果もあります。多くの犯罪は、目撃者や他者に気づかれたくないものです。防犯ブザーの大きな音は、周囲の目を引き付け、加害者の意図や計画を乱し犯罪を未然に防ぎます。
ランドセルや衣類に取り付けやすいタイプを選び、いざというときにすぐに使えるようにしておきましょう。最近は防水機能やGPS機能、誤作動防止機能など、いろんな機能を備えたものがあるので、適切なものを選ぶようにしましょう。
キッズケータイ
子どもに何かあったとき、親がすぐに異変に気付けるようにすることも防犯対策の一つです。GPS機能が搭載されている「キッズケータイ」を持たせておけば、子どもの居場所をいつでも把握できます。子どもの居場所を把握できれば、家以外の場所で反応があったときなど、異変に気付きやすくなります。
また、防犯ブザー機能や緊急通報ボタンが備わっている機種もあり、不審者に遭遇した際に素早く助けを求めることができます。
防犯ブザー携帯中シール
「防犯ブザー携帯中」のシールは、子どもが防犯ブザーを持っていることを周囲に示すことで、不審者への抑止力として機能する防犯アイテムです。ランドセルの目立つ場所にこのシールを貼ることで、不審者に「この子は防犯ブザーを持っている」と認識させることができます。
まとめ
本記事では、鍵っ子についてや子どもの鍵の持たせ方、防犯対策のコツについて解説しました。
子どもに鍵を持たせたり、1人で留守番させたりすることは、不審者に狙われるようなリスクも存在します。そのため、鍵っ子にさせることはリスクを考慮したうえで、十分に検討する必要があるでしょう。
鍵っ子の際の防犯対策はさまざまありますが、もっともおすすめは性能の高い鍵の交換です。防犯性の高い鍵に交換すれば犯行をしにくくなるということですので、空き巣が犯行を諦める確率も高まります。
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