玄関の防犯性を高めるには?空き巣の手口や対処法を解説
あなたは、玄関の防犯をしっかりしていますか?玄関の防犯は犯罪を防ぐことはもちろん、生活する上での安心感にもつながります。
「当然やっている」と思っている方も多いかもしれませんが、日常の何気ない行動が空き巣の被害のきっかけになっていることも少なくありません。そこで本記事では、玄関の防犯を高めておくべき理由や起こりやすい空き巣の手口、玄関の防犯性を高めるポイントについて解説します。すでに防犯している方は再確認と強化のため、まだ防犯していない方はこれからのきっかけにしていただけると幸いです。
「今すぐに鍵の交換をして防犯性を向上させたい!」という方は、こちらから『鍵のナンバーワンロック24』にご相談ください。
目次
玄関の防犯を高めておくべき理由
空き巣の侵入口として、玄関ドアは狙われる場所となっています。
警察庁が発表している「令和5年の刑法犯に関する統計資料」では、戸建て住宅における空き巣の侵入口と件数は以下のようになっています。
侵入口 | 件数 |
表出入口 | 1,299 |
非常口 | 5 |
その他の出入り口 | 952 |
窓 | 4803 |
その他 | 131 |
合計(認知件数) | 7,981 |
この統計を見ると、玄関ドア(表出入口)からの侵入は1,299件となっており、全体の約16%です。これは窓からの侵入に次ぐ2位になります。これらのことから玄関ドアは狙われやすい場所ということがわかります。
玄関ドアの防犯対策をしっかりしていれば空き巣などの被害を防げる可能性が高まるので、対策が必要だといえるでしょう。
玄関ドアで起こりやすい空き巣の手口
玄関の防犯を向上させるためには、実際に空き巣がどのような手口をとってくるか知っておくことが重要です。手口が把握できるとそれに対する対応ができるためです。ここからは玄関ドアで起こりやすい手口について紹介します。
■無締まり
■ドア錠破り
■ピッキング
■サムターン回し
無締まり
圧倒的に多いのが鍵を閉めなかったことによる侵入です。「家の入り口である玄関の鍵を閉めるなんて当たり前」と思うかもしれませんが、以下の理由から鍵を閉めない人たちは意外と多いようです。
■すぐに帰ってくるから開けたままにしている
■ゴミ出しだけして帰ってくるかた開けたままにしている
■あまり空き巣も多くなく安全な地域なので鍵を閉めていない
先ほどの警察庁が発表しているデータによると、玄関ドア(表出入口)からの侵入1,299件のうち、765件は無締まりによって空き巣被害を受けたようです。半数以上が鍵を閉めていないことで被害を受けています。
ドア錠破り
ドア錠破りとは、ドアに付いている鍵を壊したり、ドアの一部を工具で壊して鍵を無効にしたりして開錠する方法です。ドアと壁の隙間に、釘抜きのようなL字型をした工具やバールを押し込み、テコの原理でドア錠を破壊して侵入します。強引な方法ですが、手間がかからず短時間で侵入できてしまう手口です。
ピッキング
ピッキングとは、鍵を使わず解錠する技術のことです。特別な工具を使うことで、合鍵を使わず解錠できます。
本来は、鍵の業者が顧客のトラブル解決のために使う技術ですが、その技術が広まってしまったことで不法侵入のような犯罪にも使われるようになってしまいました。今では練習用のキットも売られているほどです。素人でも練習さえすればできるようになってしまうので、初めて空き巣をおこなうような人物も使用する手口となっているのです。
サムターン回し
サムターンとはドアの内側についている、水平な形をしたつまみです。つまみを90度回転して水平や垂直にすることで、解錠・施錠を行います。このサムターンを外から強引に回転させて、開ける方法をサムターン回しといいます。サムターンは触れれば開けられるため、物理的に届けば外からでも解錠できてしまいます。
犯罪者がこの手法を使う際、ドアの外側から何らかの方法でサムターンを回そうとします。例えば、以下のような場所から工具を無理やり入れて、回そうとする傾向が多いです。
■ドアポスト(郵便受け)を利用
■ドア近くの窓ガラスを壊す
■ドアスコープやドアノブを壊す
■電動ドリルでドアに穴をあける
玄関の防犯性を高めるには?
玄関はさまざまな手口で被害を受けやすいですが、ポイントを押さえて対策することで防犯性を高めることが可能です。ここからは玄関の防犯性を高める方法を7つ紹介します。
■玄関前の見通しをよくする
■防犯性の高い鍵を設置する
■二重鍵を設置する
■プレートをつける
■サムターンガードをつける
■常に施錠する
■ドアチェーンをかける
玄関前の見通しをよくする
見通しの悪い玄関は、道路から見えづらく侵入経路になりやすいです。空き巣から狙われる可能性も高くなってしまいます。また、庭木や高い塀などは視界を遮ってしまうため、おすすめしません。
もし庭木が高くなってしまっている場合はこまめに剪定をして、生い茂らない工夫をしましょう。
塀は高いものではなく、低いものがおすすめです。常にご近所さんから見えてしまうのが気になる場合は、スリットタイプの塀などもあります。玄関前に人がいることがわかるような状態にしておきましょう。
防犯性の高い鍵を設置する
空き巣はできるだけ短時間で犯行を実施することを考えているため、侵入に時間がかかる家を選ばない傾向にあります。時間がかかってしまうと、犯行が目撃されてしまったり、通報されて捕まったりするリスクが高くなるためです。鍵開けに5分以上で約7割、10分以上で約9割が侵入を諦めるというデータがあります。そのため、防犯性の高い鍵に交換すればそれだけ犯行をしにくくなるということですので、犯行を諦める確率も高まるでしょう。
二重鍵を設置する
二重鍵とは、1つのドアに2つ鍵をかけることです。「ダブルロック」と呼ばれることもあります。
通常建物のドアは、1つのドアにつき最低一つの鍵が付いています。以前まで、同時に2つ以上の鍵を設置するようなケースは、かなり高いセキュリティ性を求められる場所に限られていました。しかし、平成後期にかけて、一般家庭の防犯用としてもダブルロックが推奨されるようになり、今では警察や国土交通省なども推奨するほどになっています。玄関に鍵が2個付いていれば時間がかかってしまうと見ただけで分かり、犯罪を抑止することができるでしょう。
ガードプレートをつける
ガードプレートとは、ドアのかんぬきを保護してこじ開けられるのを防ぐアイテムです。かんぬきとは、ドアが開かないようにドアと枠にまたがって通す金属のことを指します。ドアによっては外側からかんぬきが見えてしまい、隙間からドライバーなどでこじ開けられる可能性があります。
ガードプレートをつけることで外側からかんぬきが見えなくなり、ドアの隙間に物が入らないようにすることができます。
サムターンガードをつける
サムターン回しには、専用のガードをつけるのが効果的です。プラスチックやアクリル材質でできている頑丈なものをつけることで、サムターンの周りをカバーで覆って守ってくれます。工具を無理に入れこんでもガードされるため、スムーズに回すことができません。
常に施錠する
とても基本的なことではありますが、家から出る時も家に居る時も常に施錠するようにしましょう。「ゴミ出しだけ」「近所に行くだけ」という理由で鍵を閉めなければ、わずか数分でも空き巣は侵入するおそれがあります。
ドアチェーンをかける
ドアチェーンとは、玄関に取り付ける鎖のことです。内側から取り付けられているものでそこまで長い物は使われません。扉の開放角度を制限させる物で、ドアチェーンの長さまでしか開けることができないようになります。そのため、万が一ピッキングされたとしても、チェーンでドアのこじ開けを防げます。ドアチェーンをかけておけば、鍵にプラスアルファの効力があります。
防犯性の高いおすすめの鍵
防犯性の高い鍵への交換は効果が高いですが、鍵の種類は豊富なため「どれを選べばいいの?」と悩んでしまう人も多いでしょう。ここからはおすすめの防犯性の高い鍵を紹介します。
■ディンプルキー
■キーレス式
ディンプルキー
代表的なのがディンプルキーです。鍵の表面に丸いくぼみがたくさんついており、両面使うことができます。くぼみは深さや大きさが様々で、とても複雑な構造になっているため防犯性が高いです。ディンプルキーであってもピッキングが不可能なわけではないですが、解錠には高度な技術が必要となり、かなりの時間も要するでしょう。
ただし、防犯性が高い分、鍵の複製は特殊な機器や技術を有しているところでしかおこなえない可能性があります。そのため、スペアキーを作りにくいという不便さもあります。
キーレス式
キーレス式とは、鍵穴なしで操作出来る鍵のことです。キーレス式の鍵は、さまざまな種類のものから選ぶことができ、種類によって費用も変動があります。主に以下が代表的なものです。
■カードキー
■暗証番号錠
■生体認証錠
■スマートロック
■メカニカルキーレス錠
鍵穴がないためピッキング対策になり、鍵を持ち歩く必要もなくなるため、利便性と防犯性を高められるのでおすすめです。
玄関の鍵交換は自分でも実施できるの?
鍵交換をおこなおうと考えている人のなかには、「「自分で作業をおこないたい」と考える人もいらっしゃると思います。
結論から言うと、窓の鍵は自分でも作業をおこなうことが可能です。しかし、窓の鍵の交換は専門的な知識やスキルが必要となるため、簡単なことではありません。そのため専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者に依頼すると、鍵に関しての知識やスキルを身に着けているため、失敗のリスクなく交換をおこなってくれます。鍵に関する様々な問題を解決してくれるプロなので、安心して依頼ができるでしょう。
玄関の鍵交換を業者に依頼した際の料金相場
鍵の交換を業者に依頼する際には、かかる料金の相場を把握しておくのがおすすめです。料金の相場を把握していなければ、提示された金額が高いのか安いのか判断することが難しいためです。ただし、対応する作業の難易度によって内容も変わり、料金も変わることは理解しておきましょう。
交換内容 | 相場料金 |
ピンシリンダー錠 | 15,000円~25,000円 |
ディンプルシリンダー錠 | 30,000円~50,000円 |
電子錠 | 30,000円~150,000円 |
※出張料金含む
鍵交換は『鍵のナンバーワンロック24』がおすすめの理由
鍵交換を依頼する際におすすめなのが、鍵のナンバーワンロック24です。お客様のご要望をお伺いして、最適な鍵交換を提案・作業をさせていただきます。ここからは、鍵のナンバーワンロック24がおすすめの理由について解説します。
当社規定の錠前認定技師がご対応
弊社の作業スタッフは、当社規定の錠前認定技師のみ在籍しており、しっかりと資格を持ったスタッフがご対応をさせていただいております。技術力の高いスタッフを手配させていただき、お悩みやご要望をお伺いしたうえで、最適な鍵交換をご案内させていただきます。
料金の内訳から料金の根拠まで丁寧に説明いたしますので、ご納得いただいたうえで交換をおこなわせていただきます。安心してご相談ください。
顧客企業400社以上の豊富な実績
これまで弊社では、トータル50万件以上(過去11年分の当社実績)の依頼に対応してきました。顧客企業様は400社以上、年間対応件数は5万件(過去11年分の当社実績)を超えています。実績が豊富なスタッフたちなので、どのような鍵のトラブルでも迅速にご対応させていただきます。
鍵交換のアフター保証あり
弊社は、交換施工後、3か月のアフター保証をお付けしております。アフター保証は腕に自信があるからこそのサービスです。万が一不具合やお困りごとなどが起きてもしっかり対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
空き巣を近づけないためのさらなる防犯対策
空き巣はさまざまな手口で犯行に及んでくるため、念入りな対策が重要です。ここからは空き巣を近づけないためのさらなる防犯対策について解説します。
■防犯カメラを設置する
■センサー付きライトを設置する
■ホームセキュリティの導入
防犯カメラを設置する
コストはかかりますが、防犯カメラの設置は高い防犯性が期待できます。防犯カメラがあれば、侵入を試みている空き巣も「見られているかもしれない」という意識を持ち、侵入を諦める可能性が高いです。
もし、万が一実際に空き巣などの被害に遭ったとしても、防犯カメラが作動していれば証拠となる映像を捉えることができているかもしれません。証拠によって犯人逮捕に至れば、盗まれたものが返ってくる可能性があります。もし被害に遭った場合は、映像をすみやかに警察に提出しましょう。
センサー付きライトを設置する
空き巣は人目につかない場所を狙うため、夜に明かりがなく暗い玄関も狙われやすくなります。そのような場合はセンサー付きライトがおすすめです。人が近づくと感知して電気がつくため無駄もなく、防犯にもつながります。侵入者を検知する防犯センサーや人感センサーなども合わせて活用するとより防犯性が高められるでしょう。
ホームセキュリティの導入
他の対策に比べるとコストはかかってしまいますが、ホームセキュリティを導入するとかなり高い防犯性を期待できます。代表的な会社は「SECOM(セコム)」「ALSOK(アルソック)」「セントラル警備保障(CSP)」などです。防犯機器やセンサーの設置に加えて、万が一の場合は駆けつけてくれるサービスもあります。
また、ホームセキュリティのシールを貼っていると、「ホームセキュリティを導入している家」とアピールできるので空き巣への抑止力にもなります。
まとめ
本記事では、玄関の防犯を高めておくべき理由や起こりやすい空き巣の手口、玄関の防犯性を高めるポイントについて解説しました。空き巣の侵入口として、玄関ドアは狙われる場所となっています。実際に空き巣がどのような手口をとってくるか理解し、自分に必要な対策をおこなっていくようにしましょう。
鍵のナンバーワン ロック24は、迅速な鍵のトラブル解決を提供しております。24時間365日の対応・正確な見積もり・信頼性のあるご対応で安心安全にご対応させていただきます。鍵に関するトラブルやお困りごとは、ぜひ弊社にご連絡ください。
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