鍵穴の掃除はどうやってやるの？自分でできる掃除方法やメンテナンス方法を解説

「鍵穴の調子がよくない」

とお困りの際は、掃除やメンテナンスをおこないましょう。使い続けるうちに鍵穴にはよごれやゴミ、摩耗が蓄積し、回らない・抜けにくいなどのトラブルが発生することがあります。そのよごれやゴミなどが原因で鍵が破損し、防犯できなくなると大きな被害につながるかもしれません。そのため、鍵穴の掃除やメンテナンスはとても重要となるのです。

「掃除やメンテナンスは大変そう」と感じるかもしれませんが、実は案外簡単に掃除を実施できます。そこで本記事では、鍵穴のゴミ・ホコリの掃除方法や掃除をおこなった後のメンテナンス方法など、掃除でやってはいけないことなどについて解説します。掃除しても直らない場合の対処法についても解説していますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。

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鍵が回りにくい時は鍵穴の掃除が重要？

鍵が回らない・抜けにくいという症状が出たとき、多くの方が劣化や寿命を疑ってしまうかもしれません。しかし、これらのトラブルは、鍵穴にホコリやゴミが溜まっていることによって発生することが多いです。鍵穴部分は、とても小さく狭くなっていますが、定期的に掃除をすることがないため、知らず知らずのうちに隙間部分にホコリやゴミが溜まってしまいます。ホコリやゴミをそのまま放置してしまうと鍵が回らなくなったり、抜けにくくなったりしてしまうため、適度に掃除をすることが大切です。不具合が積み重なって最終的には大きなアクシデントが発生してしまうこともあるので注意しましょう。

鍵穴のゴミやホコリの掃除方法

鍵穴のアクシデントが発生したら、迅速に対処することが必要です。まずは自分でもできる以下の処置をおこなってみましょう。

■エアダスターを使って吐き出す

■掃除機で吸い出す

それぞれ詳しく解説します。

エアダスターを使って吐き出す

1つ目はエアダスターを使ってホコリやゴミを吐き出す方法です。エアダスターは、ノズルから気体を放出してホコリやゴミなどを吹き飛ばす道具です。風を吹き付けるだけなので、内部が傷つくこともありません。使用する際はパソコンのキーボード用のエアダスターで大丈夫です。安いものであれば500円ほどで購入できます。細長いノズルが付属しているものであれば、ノズルを鍵穴のなかに入れてピンポイントで強力なエアを吹きかけられるのでおすすめです。せまい場所に溜まったホコリまで、すっきり吹き飛ばせます。

掃除機で吸い出す

2つ目は掃除機を使用してゴミやホコリを吸い出すという方法です。掃除機の先の部分を鍵穴に押し付けて左右に振りながら吸い出しましょう。掃除機によっては細かいところが掃除できるように後付けできるノズルが付属されていることもあるので、そのノズルをつけて吸引すると吸い出しやすいです。

掃除をおこなった後のメンテナンス

掃除をおこなった後は、適切なメンテナンスも重要です。「掃除したから大丈夫」と思うかもしれませんが、意外と簡単に異物が入り込むので、再発しないような対処が必要となります。掃除をおこなった後は以下のメンテナンスをおこなってみてください。

■専用の潤滑油を入れる

■鍵本体の掃除もおこなう

それぞれ詳しく解説します。

専用の潤滑油を入れる

ゴミやホコリを取り除くことができたら、潤滑油を挿入しましょう。潤滑油を入れることで滑りをよくすることができます。潤滑油は専用のものを選ぶようにしてください。鍵のメーカーから発売されている潤滑油を選ぶと安心です。細いノズルのついたスプレータイプは、鍵穴に挿入しやすく便利です。また、潤滑油は鍵穴に少量を吹き付けたあと鍵のブレードにも少量を塗布し、鍵穴に挿入して何度か鍵を回し、潤滑油を馴染ませると効果的です。

鍵本体の掃除もおこなう

鍵の汚れやホコリも不具合の原因となります。鍵のギザギザ部分や側面の溝、ディンプルキーなら丸いくぼみ部分に汚れが溜まってしまうおそれがあります。汚れが溜まっている場合は、ブラシで清掃をおこなったり、エアダスターで除去したりなど、掃除をしましょう。

掃除ができたら、鍵のすべての切り込み部を鉛筆(先端の黒芯)でなぞるように黒く塗り、鍵穴に挿入して数回抜差ししてください。そうすると、抜差しがスムーズになります。鍵の抜差しがスムーズになったら、鍵に付着している黒い粉を布でふきとるようにしましょう。

掃除でやってはいけないこと

アクシデントが発生した際、鍵穴の掃除を自己流のやり方で実施してしまう方が増えています。ですが、間違った対処をするととても危険です。新たなトラブルを発生させたり、状況が悪化してしまったりするので注意しなければいけません。ここからはやってはいけないNG行動について解説します。

鍵穴のなかに鋭利で硬いものをいれる

ホコリやゴミを取り除く際に、針金やヘアピンなど細いものを差し込んで掻き出せばいいと思われるかもしれません。しかし、このような方法で掃除をするとホコリやゴミをしっかりと取り除けないだけでなく、鍵穴に傷をつけてしまいます。鋭利で硬いものを挿入することで、内部の部品に損傷を与え、修理が難しくなることがあるのです。

また、鍵穴のなかで針金やヘアピンが折れて詰まることもあります。異物が詰まると、鍵を挿し込むことができなくなるばかりか、最悪部品そのものを交換しなくてはならなくなります。余計にコストや手間がかかるおそれがあるので注意しましょう。

専用以外の潤滑油を入れる

専用の潤滑剤が無いため、市販のものを利用する人もいますが、鍵穴の状態を悪くして破損につながることもあります。専用以外の市販の潤滑剤は成分が違うため、余計に痛む原因になったり、ごみや埃が付きやすくなったりするのです。また、鍵穴の中で油が固まってしまったり、油によって腐食やサビを起こしたりするおそれもあります。そうなってしまっては、さらに悪い状態になりかねません。「部品一式をまとめて交換しなければいけなくなった」といったようなケースも発生するかもしれないのでやめておきましょう。

無理に力を入れて鍵を回す

やってはいけない行動なのにやってしまうこととして一番多いのは、力ずくで無理に鍵を回そうとすることです。回りにくい鍵を強引に回そうとしたり、無理に挿そうとしたりすると、破損や摩耗を早める原因となります。最悪の場合、鍵全体を交換しなければいけないといったケースに発展するので注意しましょう。鍵の操作は必要最低限の力でおこなうようにしてください。

鍵穴掃除しても直らないのはなぜ？

掃除をしてみても、全く効果が見られないケースももちろんあります。この場合は、ホコリやゴミが原因になっているのではなく、鍵そのものになんらかのトラブルが発生してしまっている可能性があります。ここからは、掃除しても直らない場合の原因と対処方法を確認していきましょう。

箱錠の位置がずれている

ホコリやゴミが原因でないときには、箱錠自体に問題がある可能性が高いです。たとえば、箱錠と、デッドボルトと呼ばれる部品を受ける受け座（ストライク）がずれていたり、扉の建付けが悪くなってデッドボルトがしっかりとストライクに収まっていなかったりするときがあります。

そのような場合、デッドボルトがストライクに干渉して正常な動きをしなくなり、鍵が固い、回しにくい、といった症状を生みます。このような場合には、まずは正しく取り付け直すためにネジに合ったドライバーを用意し、ストライク側のネジを緩めましょう。そして、位置を移動させる際には少しずつずらして調整していくと、効率良く、正しく設置することが可能です。

鍵本体や内部部品の摩耗

長いあいだ使用していると、鍵本体もシリンダーの内部も徐々に摩耗していきます。特にギザギザの刻みがある鍵は、素材が鉄より柔らかい銅合金（洋白）なので、使えば使うほど形が変形していきます。刻みがある鍵の凹凸にはシリンダー内のピンやディスクが噛み合うため、ここが変形してしまうと鍵が回しにくい、空回りするなどの症状が出ます。

また、シリンダーの内部部品も摩耗していきます。使用年数が長いほど摩耗の影響を受けてしまいます。これらの問題は自分では解決が難しいので、鍵の専門業者に依頼するようにしてください。

鍵穴の故障・破損

掃除をしても解消しない場合、そもそも鍵穴が故障・破損している可能性があります。使う頻度によって何年持つかは異なるため一概には言えませんが、鍵穴の寿命は約10年と言われています。

一度故障・破損してしまうと、丁寧に掃除をしても改善することはありませんので、できるだけ早く交換することをおすすめします。間違った方法で修理や交換をおこなってしまうと、状態を悪化させてしまうこともあるので、自力で直すのではなく専門業者に交換を依頼した方がよいでしょう。

鍵の専門業者に交換の依頼をしよう

「鍵穴の調子が悪い」のような問題が発生したときにいち早く解決したい場合は、鍵の専門業者に依頼するのがおすすめです。鍵の専門業者は、多くの問題を解決しているプロです。豊富な知識や技術を持っているため、安心して依頼することができます。自分で鍵の処置をおこなう場合、あまり知識や技術がない人だと不安を持ちながら作業することになります。せっかく作業をしたのに、不十分で失敗したというケースも多いです。専門業者に依頼すれば、状態を確認したうえで適切な作業をおこなってくれるため、失敗のリスクが少ないです。作業内容や仕上がりに対する信頼感があるので、自分で作業をすることに不安がある人は業者に依頼するのがおすすめです。

鍵の専門業者に依頼した時の費用相場

修理や交換を業者に依頼した際、種類や個数、おこなった作業などによって変動があります。例えば、防犯性の高いものや、破損の具合がひどいものなどは、費用は少し高くなることがあります。対応する作業の難易度によって内容も変わり、料金も変わることは理解しておきましょう。料金の相場を以下にまとめてみました。

内容	相場料金
鍵を破壊せずに解錠のみ	8,000円～15,000円
破壊開錠＋鍵交換（刻みキー）	15,000円～30,000円
破壊開錠＋鍵交換（ディンプルキー）	20,000円～35,000円
サムターン回し解錠	10,000円～20,000円
ピンシリンダー錠への交換	15,000円～25,000円
ディンプルシリンダー錠への交換	30,000円～50,000円
電子錠への交換	30,000円～150,000円

※出張料金含む

鍵のトラブルは『鍵のナンバーワンロック24』におまかせ

鍵の業者の数は非常に多く、慎重に業者を選定していく必要があります。その中でも、「鍵のナンバーワンロック24」は迅速・丁寧な対応で、お客様より「安心して任せることができる」とお喜びの声をいただいております。自転車の鍵に関するアクシデントはおもわぬタイミングで起きてしまいますが、そんな時でもお客様が安心できるように、弊社は誠意をもってご対応させていただきます。ここからは鍵のナンバーワンロック24がおすすめの理由について解説します。

プロの技術で丁寧な対応

鍵のナンバーワンロック24の作業スタッフは、当社規定の錠前認定技師がお客様のご対応を実施いたします。錠前認定技師とは、鍵に関する知識や技術が非常に豊富であることが証明される資格のことで、厚生労働大臣からの認定を受けているものになります。お客様に技術力の高いスタッフを手配させていただくので、自転車に関する問題をいち早く解決し、その後も最適な鍵交換を提案させていただくことが可能です。

お客様のもとにスピード駆けつけ

トラブルはいつ発生するか予測できず、夜中や早朝など思いがけない時に起きてしまうこともあります。そのため当社では、お客様がお困りの際にいつでもご対応できるように体制を整えております。GPS管理で最速のスタッフを手配できるようにしているので、スピーディーにお客様のもとへ駆けつけます。(出張場所により変動あり)

無償で正確な事前見積り

鍵のナンバーワンロック24は、作業前に無償で見積をおこなっております。知識と技術を兼ね備えたプロのスタッフが、鍵の種類や状況、作業内容に応じて適切な料金を算出させていただきます。価格に納得していただいたうえで依頼をすることができますし、正確な事前の見積りなので後から追加の料金が発生する恐れなく、安心して任せられます。

アフター保証付与・賠償保険にも加入

鍵のナンバーワンロック24は、交換施工後、3か月のアフター保証をお付けしております。もちろん不具合が無いように丁寧に作業をおこなっておりますが、万が一不具合やお困りごとなどが起きてもアフターケアもしっかり対応いたしますので、ご安心ください。

また、万が一のときに備えて、損害保険にも加入しています。もちろん細心の注意を払って対応いたしますが、作業中に車を傷つけてしまったり、破損してしまったりした際の備えも充実させております。

まとめ

本記事では、鍵穴のゴミ・ホコリの掃除方法や掃除をおこなった後のメンテナンス方法など、掃除でやってはいけないことなどについて解説しました。鍵穴には様々なゴミやホコリ、摩耗が蓄積し、回らない・抜けにくいなどのトラブルが発生することがあります。そのため、鍵穴の掃除やメンテナンスはとても重要となるのです。今回お伝えしたような自分でできる掃除やメンテナンスを実施し、常に快適な状態で鍵を使うようにしましょう。

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■鍵穴の不具合が発生したから対処してほしい

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上記に当てはまる方は、お気軽に鍵のナンバーワンロック24までお問い合わせください！

鍵のナンバーワンロック24では電話受付だけでなく、LINEやメールでのお問い合わせにも対応。ご相談はいつでも無料で承っています。