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車のリレーアタック被害に遭わないためには?手口の流れと対処法を解説

防犯対策

現在販売されている自動車の多くに採用されている『スマートキー』。ポケットやカバンに鍵を入れたまま、自動車のボタン・センサーに触れるだけでロックを解除できたり、エンジンを始動させられたりといった便利なアイテムです。現在まさに利用している人も多いのではないでしょうか?

しかし、そのスマートキーを狙った車の盗難「リレーアタック」が多発しています。その被害数は非常に多くなっており、「自分の車は大丈夫」と思っていても、ひょっとした時に盗難にあってしまう可能性があるため、油断は禁物です。とくに、ランドクルーザーやアルファード、プリウス、レクサスなど海外へ輸出すると好条件がつきやすい車が狙われています。日本では毎年2000台以上の自動車が盗難されており、他人事ではありません。盗難を防ぐための意識を持つことが重要と言えるでしょう。

本記事では、リレーアタックの概要や近年の車両盗難件数、対策方法などについて解説します。

リレーアタックとは?

多くの自動車に使われている「スマートキー」は、鍵穴を使わずにリモコン機能でロックを解除できる仕組みです。スマートキーと車本体には、お互いの電波を認識するための専用機器が設置されています。車から一定距離の範囲に近づくことで、専用機器が自動的に電波を識別し、ロックの解除・エンジン始動が可能になります。

しかし最近は、この性能の高さを利用した盗難手口も発生してしまっています。それが「リレーアタック」といい、微弱な電波を特殊機器を使用して受信し、車のロックを解除する手法です。

スマートキーの電波はかなり弱いものなので、車に近づかなければ受信することはできません。しかし、盗難をおこなう不審者たちが使う専用機器は、電波を増幅させる効果も持っているのです。盗難された車は、海外へ輸出されるパターンがほとんどです。

車の鍵とは話が別ですが、過去にWi-Fiの電波が家の外に漏れていて、外から勝手に利用されてしまったり、ハッキングの被害が発生したりする問題が起きたことがありました。その問題はパスワード設定が普及したことから解決につながりましたが、似たような問題が車で起きてしまっているわけです。

近年の車両盗難件数

現在、自動車の盗難被害の件数はどのように推移しているのでしょうか。

一般社団法人日本損害保険協会の「第25回 自動車盗難事故実態調査結果」によると、2023年の車両本体盗難件数は2,597件でした。また、盗難が多い車両としては、ランドクルーザーやアルファード、プリウス、レクサスなど海外へ輸出すると好条件がつきやすい車が狙われています。

2022年は2,656件、2021年は2,425件と、年ごとに盗難被害件数は上下していますが、毎年2000台以上の自動車が盗難されていると思うと、やはり他人事ではないと感じてしまいます。自分たちも盗難を防ぐための意識を持つことが重要と言えるでしょう。

リレーアタックによる盗難の流れ

リレーアタックは、2〜3人の少数人数でおこなわれます。1人が車から離れた位置、2人目はキーがある場所の近くで弱い電波を受信し、3人目は中継役として盗難を実施します。多くの場合は、以下の流れで盗難をはたらいています。

1.犯行グループの1人がキーに近づく

2.特別な機器で電波を受信

3.電波を増幅させて仲間に送信

4.増幅させた電波を受けた機器を持って車に近づく

5.ロック解除をして盗難

元々この手口は海外でおこなわれることが多い手法でした。しかし、日本国内でも電波を受信・増幅させる専用機器が入手できるようになってしまい、自動車窃盗の方法として使われるようになってしまったのです。

リレーアタックの対策方法

リレーアタックを防ぐためには電波を遮断するのがもっとも効果的です。ここからは4つの対策方法を紹介しますので、心配な方はぜひ実施してみてください。

電波が遮断できるケースに入れておく

電波が遮断できるケースに入れることで、外部からの不正な電波受信を防ぎます。

ケースはカー用品店やネット通販などで販売されています。毎回ケースから出さなければいけない手間がありますが、日常的に保管するようにしておけば対策としては最も効果的です。

省電力モードにしておく

自動車メーカーによっては、キーに「省電力モード」と呼ばれる一時的に電波の発生を消す機能が搭載されています。

省電力モードへの切替方法はメーカーによって異なりますが、たとえば特定のボタンを2回プッシュするなどの操作によって切り替わります。長時間駐車する時や、帰宅した時、家を出る時などに省電力モードをオン・オフする習慣をつけるといいでしょう。

金属製の入れ物に入れて保管する

金属製の缶にスマートキーを入れておくことで、電波の遮断が可能になります。もし、金属製の缶内で本当に電波を遮断できているのか不安に感じる方は、金属製の缶を持った状態で開け閉めができるか確認してみましょう。

防止装置を設置する

業者によっては、リレーアタックを防止するための装置の販売・取り付けなどをおこなっているところもあります。取り付けをしてもらえば、特殊な操作をおこなわなくてもこれまで通りスマートキーを利用することが可能です。

もちろん費用はかかってしまいますが、車を盗難された際の損失に比べれば非常に安いです。被害を防ぐための先行投資と考えて導入するのもよいでしょう。仕組みや使用、費用を確認したうえで検討してみてください。

玄関のスマートロックも被害を受けるのか?

主に車の盗難で使われるリレーアタックですが、「玄関のスマートロックも被害を受けるの?」と不安な人もいらっしゃるのではないでしょうか?

結論から言うと、玄関のスマートロックは被害に遭いづらいです。車を奪う際は、車種やどれくらいで売れるのかなどを事前に調べておおよその検討がつきます。実行犯たちは価値を把握したうえで犯行に及ぶのです。ですが空き巣の場合は、家の中にどれくらい価値のあるものがあるかわかりません。そのため大きなリスクを冒してまで犯行を起こさないのです。

また、空き巣の1番多い手口は、鍵の閉め忘れを狙って侵入します。空き巣が嫌がるのは玄関の前で時間がかかることです。5分以上時間がかかるものは避けるというデータもあります。手間・時間・お金がかかるので空き巣には不向きな手口なのです。

そのため、玄関のスマートロックに対してはそれほど警戒心を持つことはないですが、念のため防犯性は高めておくようにしましょう。

リレーアタック以外にも注意するべき盗難手口

車の盗難方法は今回紹介したリレーアタック以外にもさまざまな方法があります。ここからは以下の盗難手口について紹介します。

■イモビカッター

■コードグラバー

それぞれ詳しく解説します。

イモビカッター

イモビカッターは、車のイモビライザー(自動車盗難防止システム)を無効化できる装置です。

本来イモビカッターは車の整備や鍵の複製に使われるものですが、近年は悪用されることが増え、暗号を不正に書き換えることで自動車を盗む手口が横行しています。イモビカッターはインターネットなどで簡単に入手できてしまいます。

不正に使用されると短時間で車を盗むことが可能で、犯行に慣れていればものの数分で解除できます。迅速に反抗を済ませたい不審者からすると、非常に役に立つアイテムです。

対策としては、イモビカッターを防ぐための専用の防犯装置を取り付ける必要があります。装置を取り付けると、不正な操作を感知した際に警報を発したり、エンジンがかからなくなったりなど、盗難を防ぐ仕様に切り替わってくれます。

コードグラバー

コードグラバーは、スマートキーからの信号を傍受して複製する装置です。この手口では、スマートキーの信号をコピーし、それを使って車を盗み出します。

本来コードグラバーは、車のスマートキーを紛失した時に代用品として使用するための装置ですが、近年は悪用されることが増えています。リレーアタックよりもさらに高度な技術が必要ですが、車に近づくことさえできれば1人でも犯行を実行可能です。対策には、物理的な盗難防止策(タイヤロックなど)を施すことが挙げられますが、完全な防止策は現状では難しいとされています。

車の鍵に関する相談は鍵の専門業者がおすすめ

車の盗難手口はさまざまな方法があるため、しっかりと防犯には注意しておく必要があります。また、万が一スマートキーを紛失してしまった時のことを想定して、最低限のスペアも所持しておく必要があるでしょう。

車の鍵に関する相談は鍵の専門業者がおすすめです。鍵の専門業者は様々な鍵の種類に対応しており、迅速に作成してくれることがほとんどです。また、専門のプロなので精度の高い合鍵を作成でき、鍵が合わないなどのトラブルが起こりにくいです。また、業者によっては出張サービスもしているので、鍵が1本もない状態でも鍵穴から作製することも可能です。24時間365日対応の業者も多く、どんなときでも駆けつけてくれるので安心して依頼できます。

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車両盗難対策におすすめのアイテム

リレーアタックに限らず、さまざまな手口の車両盗難を防ぐための基本的な対策も実施しておきましょう。ここからはおすすめのアイテムにつて解説します。

ハンドルロック

ハンドルロックとは、車の盗難防止を目的としたカー用品で、ステアリングホイールに取り付けてハンドルを固定することで車の操作を不可能にするアイテムです。電子機器のセキュリティシステムのように高度な装着技術の必要がなく、いつでも必要な時に自分でできる盗難防止対策として有効です。

ハンドルロックには、鍵式とダイヤル式の2種類があり、鍵式はカギを使って解除、ダイヤル式は暗証番号を設定して解除します。ハンドルロックを選ぶ際は、ロック形式のほか、サイズやロック箇所、センサーの有無、付加機能なども考慮するとよいでしょう。

サンシェードやボディカバー

本来は、サンシェードは直射日光や紫外線をカットする役割、ボディカバーは悪天候や衝撃、汚れなどから車を守る役割があります。しかしサンシェードやボディカバーをつけると車内の状況が見えないため、不審者からは警戒され、盗難や車上荒らしのターゲットから外れやすくなります。

盗難行為に至るまで時間や手間をかけさせる措置をとることで、盗難を効果的に防ぐことができるでしょう。

まとめ

本記事では、スマートキーが狙われるリレーアタックの概要や近年の車両盗難件数、対策方法などについて解説しました。

リレーアタックは鍵を差し込まずにドアロックを解除し、エンジンを始動させられる手口で、その被害数は非常に多くなっています。「自分の車は大丈夫」と思っていても、ひょっとした時に盗難にあってしまう可能性があるため、油断は禁物です。車の鍵に関して防犯性を高める工夫をしたり、事前になにかアクションを起こすようにしておきましょう。

車の鍵に関する相談は鍵の専門業者がおすすめです。鍵のナンバーワン ロック24は、鍵に関するご相談を承っております。24時間365日の対応・正確な見積もり・信頼性のあるご対応で安心安全にご対応させていただきます。鍵に関するトラブルやお困りごとは、ぜひ弊社にご連絡ください。

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