戸建ては泥棒に狙われやすい!?狙われにくくする家づくりのポイントを解説
世界的に見ても日本は治安がいい国ですが、それでも泥棒の被害は後が立ちません。最近でも窃盗や強盗のニュースをよく見聞きするようになりました。
そのなかでも特に戸建ては被害に遭いやすい傾向にあります。「ウチは周りにほかの家も多いし大丈夫だろう」と思っていても、実は泥棒にとっては侵入しやすい家かもしれません。家族や大事な資産を守るためにも、戸建ての泥棒対策はしっかりとおこなう必要があります。
本記事では、戸建てが泥棒に狙われやすい理由や狙われやすい戸建ての特徴、泥棒に狙われないための家づくりのポイントを解説します。
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目次
戸建ては泥棒に狙われやすい?
国内での泥棒の被害は後がたたず、さまざまな家が被害を受けています。そのなかでも特にターゲットにされているのは一軒家です。警察庁が発表している「令和5年の刑法犯に関する統計資料」では、住宅で発生した空き巣の認知件数を場所別にすると以下のようになっています。
場所 | 認知件数 |
一戸建住宅 | 7,981 |
4階建以上共同住宅 | 1,288 |
3階建以上共同住宅 | 2,519 |
合計(認知件数) | 11,788 |
住宅で発生した空き巣の70%近くが一戸建てで発生しており、データから見ても一軒家がターゲットということが見て取れます。では、なぜこれほどまでに一軒家は狙われやすいのでしょうか。その理由は以下の3つが考えられます。
■道路から家までの距離が近いから侵入しやすい
■侵入する経路が複数ある
■隠れ場所が多くて見つかりにくい
それぞれ詳しく解説します。
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道路から家までの距離が近いから侵入しやすい
多くの戸建ては敷地が道路に面しています。住宅が多いエリアでは道路からすぐに玄関につくケースも少なくありません。その距離の短さから泥棒に狙われやすいのです。
マンションであれば道路から家の玄関まで距離があるケースが多いです。またオートロックがついているマンションであれば、なおさら玄関まで辿り着くのに時間がかかります。
道路から家に入るまでの距離が短ければ短いほど、泥棒も入りやすいといえるでしょう。
侵入する経路が複数ある
戸建ての入り口は「玄関のみ」と思っているかもしれませんが、泥棒からするとさまざまな侵入口があります。たとえば以下のような場所が挙げられるでしょう。
■玄関
■リビング近くの窓
■風呂場の窓
■勝手口
■2階の窓
マンションは玄関かベランダの窓くらいしか侵入できる場所がないですが、それに比べて戸建ては侵入経路が複数あるのです。とくに戸建てには窓が多いので、窓から在宅状況を確認しつつも侵入される可能性が高いです。
隠れ場所が多くて見つかりにくい
戸建の家にはフェンスや柵、物置、ウッドデッキなど隠れられる場所が意外と多いです。また、高めの庭木や塀は視界をさえぎるため、人目を気にせずに侵入できるポイントとなってしまいます。死角が多ければ多いほど、ターゲットにされる可能性が高くなると言えるでしょう。
泥棒に狙われやすい戸建ての6つの特徴
泥棒に狙われやすい、ターゲットにされやすい家には傾向があります。ここからは被害に遭う可能性が高い戸建ての特徴を6つ見ていきましょう。以下のどれか一つにでも当てはまっている場合はすぐに改善してください。
無締まりの家
当然ですが、戸締りをしていない戸建ては泥棒の格好の餌食になります。しかし、以下の理由から戸締りをしない人たちは意外と多いようです。
■すぐに帰ってくるから開けたままにしている
■ゴミ出しだけして帰ってくるから開けたままにしている
■田舎で安全な地域なので施錠していない
警察庁のデータによると、泥棒の玄関ドアからの侵入は、半数以上が施錠していないことで被害を受けたとのことです。在宅している間でも必ず玄関や窓の施錠をおこないましょう。
玄関の錠前が1つしかない
玄関の錠前が1つしかない家は、2つ付いたツーロックドアの家に比べてターゲットにされやすいです。
通常建物のドアは、1つのドアにつき最低一つの鍵が付いています。しかし最近では、一般家庭の防犯用としてもツーロックドアがスタンダードになってきています。ツーロックドアは解錠に時間がかかると見ただけで分かるため、泥棒もツーロックドアの家を避ける傾向にあります。そのため錠前が1つしかない家はターゲットにされやすいのです。
玄関前の見通しが悪い
先ほども触れましたが、死角が多ければ多いほどターゲットにされる可能性が高くなります。とくに玄関前の見通しが悪い家は要注意です。玄関前の見通しが悪いと居住者や近隣住民の死角になるので、道路から見えづらく比較的容易に侵入できてしまいます。
防犯システムが少ない
防犯カメラやセンサーライトなどのわかりやすい防犯システムや設備は、泥棒の犯罪を抑止させる効果があります。もし忍び込もうとしても防犯システムや設備があれば、「ばれる可能性が高い」と考えるためです。費用がかかるからといって対策をおろそかにすると、大きな被害を受ける可能性もあるので注意が必要です。
周囲の人通りが少ない
周囲の人通りが少ない、隣接する家が少ない場合などもターゲットにされやすいです。人目がなく侵入に気づかれにくいためです。田舎で人が少ないからといって被害に遭いづらいわけではありません。万が一のために防犯対策をおこなっておきましょう。
隣家と距離が離れている
先ほどの「周囲の人通りが少ない」にもつながりますが、隣家と距離が離れていると人目が少なくなるため狙われるリスクがあります。また、侵入で音を立ててしまっても気づかれにくいので、犯行がおこないやすい環境といえます。隣家との距離は改善のしようがないので、防犯システムの導入なので対処するようにしましょう。
泥棒のよくある手口
狙われやすい特徴を理解しておくことも重要ですが、泥棒がどのような手口をおこなってくるかも理解しておくとよいでしょう。ここからは泥棒がよくおこなう手口について解説します。
■ドア錠破り
■ピッキング
■ガラス破り
それぞれ詳しく解説します。
ドア錠破り
ドア錠破りとは、設置されている鍵を壊したり、ドアの一部を工具で破壊して開錠する方法です。ドアと壁の隙間に工具やバールを押し込んで、てこの原理でドア錠を破壊して無理やり忍び込みます。強引な方法ですが、工具さえあればだれでも入り込んでしまえる方法なので、最近ニュースでもよく聞く「闇バイト」の犯行でも使われることが多いです。
ピッキング
ピッキングとは、鍵を使わず解錠する技術のことです。
本来は、鍵の業者が顧客のトラブル解決のために使う技術ですが、その技術が広まって悪用されるようになってしまいました。最近では練習用のキットも存在し、素人でも練習すれば実行できてしまうので、初めて泥棒をおこなうような場合でも使われる手口となっています。
ガラス破り
ガラス破りとは、窓ガラスや窓ガラスについている鍵を壊して侵入する方法です。ガラス破りのなかにもさまざまな手口の種類があります。
■打ち破り:バールやトンカチなどを使ってガラスを破る
■こじ破り:窓ガラスについている鍵付近を破壊して鍵を無理にこじ開ける
■焼き破り:バーナーやライターを使って窓ガラスを割って鍵を開ける
ドアを壊すよりも手軽におこなえるので、よく使う手口となっています。
泥棒に狙われないための家づくりのポイント
泥棒はさまざまな手口をおこなってきますが、戸建てに住んでいる方々はポイントを押さえて対策することが重要です。ここからは泥棒に狙われないための家づくりのポイントを紹介します。
①防犯性の高い鍵の設置
②窓の防犯対策の実施
③周囲からの見通しを良くしておく
④防犯用砂利を敷く
⑤センサーライトの設置
それぞれ詳しく解説します。
防犯性の高い鍵の設置
もっともおすすめなのは防犯性の高い鍵への交換です。泥棒は短時間で犯行をしたいため、侵入に時間がかかりそうな家はターゲットにしません。防犯性の高い鍵に交換すれば犯行を進めにくくなるので、諦める確率も高まるでしょう。
おすすめはディンプルキーです。鍵の表面に深さや大きさがさまざまな丸いくぼみがたくさんついており、とても複雑な構造になっています。防犯性が高く、ディンプルキーであってもピッキングが不可能なわけではないですが、解錠には高度な技術が必要となります。
窓の防犯対策の実施
意外と見逃されがちなのが窓の対策です。先ほども触れたように、泥棒は窓ガラスや窓ガラスについている鍵を壊して侵入する方法をおこなってきます。しかし、「玄関の防犯性を高めれば大丈夫」と考えてしまい、窓をおろそかにしてしまう人は少なくありません。
窓は防犯フィルムや防犯ガラスの設置など、さまざまな方法で対策できます。窓からの侵入も被害が多いので、対策をおろそかにしないのがおすすめです。
周囲からの見通しを良くしておく
塀や柵は侵入を阻む効果がありますが、高すぎると周囲からの見通しが悪くなり、死角が多くなります。そのため、塀や柵は敷地の中がある程度見えるような、適度な高さにおさえておく方がよいかもしれません。
これから家を建てようと考えている人は、「オープン外構」がおすすめです。オープン外構とは、隣家や敷地の境界に門扉・フェンスなどを設けず開放的な構造の外構です。外からの視線を遮らないため、人の侵入を確認しやすい点がメリットです。
オープン外構はプライバシーを心配する声があるものの、部分的に柵を設けたり、葉の多い木を植えたりすれば視線は気になりません。木を植える場合は、一年中目隠し効果があり、掃除の手間も省ける常緑樹がおすすめです。
防犯用砂利を敷く
家をぐるりと囲むように砂利を敷くのもおすすめです。砂利の上を歩くと音を立ててしまうため、泥棒への抑止効果があります。死角となりやすい場所に敷いておくことで、さらに防犯効果を期待できるでしょう。砂利の中にはガラスやレンガを砕いて作ったものもあり、一般のものより大きな音が出るのでおすすめです。
センサーライトの設置
センサーライトとは、人の動きに反応して点灯する防犯用の照明器具です。泥棒は人々が寝静まった夜間に犯行をおこなうことも多く、センサーライトを設置して光を照らせば、泥棒を牽制でき犯行を止めることにつながります。
鍵の交換はもっとも手軽に防犯性を高められる
泥棒に狙われないためのポイントを紹介しましたが、もっともおすすめなのは「防犯性の高い鍵へ交換」することです。
防犯効果の高い鍵は、被害に遭いそうになった場合に効果を発揮してくれます。泥棒は短時間で犯行を実施することを考えているため、侵入に時間を要する家を選ばないようにしています。侵入に時間をかけてしまうとそれだけ発見されるリスクが高まるためです。防犯性の高い鍵に交換すれば犯行をしにくくなり、諦める確率も高まるでしょう
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業者に依頼した際の料金相場
鍵の交換を業者に依頼する際には、かかる料金の相場を知っておくようにしましょう。料金の相場を知っておくと、提示された金額が高いのか安いのか判断できます。ただし、鍵を設置する場所や作業の難易度などによって料金には変動があるので、業者に依頼する際は事前に見積もりを出してもらうようにしましょう。
交換内容 | 相場料金 |
ピンシリンダー錠 | 15,000円~25,000円 |
ディンプルシリンダー錠 | 30,000円~50,000円 |
電子錠 | 30,000円~150,000円 |
※出張料金含む
鍵交換は『鍵のナンバーワンロック24』がおすすめ
「泥棒対策のために鍵を設置したい」とお考えの方は、ぜひ鍵のナンバーワンロック24におまかせください。これまで鍵のナンバーワンロック24では、トータル50万件以上(過去11年分の当社実績)の依頼に対応してきました。顧客企業様は400社以上、年間対応件数は5万件を超えています。
また、弊社の作業スタッフは当社規定の錠前認定技師のみ在籍しており、資格を持ったスタッフがご対応をさせていただいております。技術力の高いスタッフを手配させていただき、お悩みやご要望をお伺いしたうえで、最適な鍵交換をご案内させていただきます。お気軽にご相談ください。
さらに防犯性を高めたい人におすすめの対策方法
防犯対策は先ほど紹介したもの以外にもさまざまな方法があります。ここからは、さらに防犯性を高めたい人におすすめの方法について解説します。
ホームセキュリティの導入
他の対策に比べるとコストはかかってしまいますが、ホームセキュリティはかなり高い防犯性を期待できます。住宅内にセンサーを設置して異常を感知すると警備会社などに自動通報し、警備員が駆け付けてくれます。もし犯罪が発生しても、被害拡大の防止につながるでしょう。
代表的な会社は「SECOM(セコム)」や「ALSOK(アルソック)」などです。気になる方は資料請求やホームページでの情報確認をおこなってみましょう。
近隣住人と良好な関係を形成しておく
近隣の住人とは挨拶や雑談を交わし、良好な関係を形成しておきましょう。住人同士で顔がわかっていると、もし不審者がうろついていても「見慣れない人」と判断し、存在をチェックしてくれるかもしれません。また、万一犯行があっても、目撃者として情報を提供してくれる可能性があります。
まとめ
本記事では、戸建てが泥棒に狙われやすい理由や狙われやすい戸建ての特徴、泥棒に狙われないための家づくりのポイントを解説しました。泥棒や不法侵入の被害は後がたたず、特にターゲットにされているのは一軒家です。家族や大事な資産を守るためにも、戸建ての泥棒対策はしっかりとおこなうようにしましょう。
「なにか防犯対策をしておきたい」という方は鍵の交換がおすすめです。防犯性の高い鍵に交換すれば、泥棒も犯行をしにくくなります。
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