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ガラス破りとは?ガラス破りの手法やおこなうべき対策方法について解説

防犯対策

侵入窃盗犯は、窓や出入口から屋内に進入してきて窃盗を実施します。扉も窓も施錠されていて合鍵がない場合、侵入窃盗犯の多くは、ガラス破りと呼ばれる「窓ガラスを壊す」方法をとることになるでしょう。扉を壊すよりも、窓を壊すほうが簡単だからです。

警察庁のデータによると、実際に戸建て住宅への侵入手口で一番多いのはガラス破りとなっています。もしもガラス破りをされた時の対策を事前にとっていなければ、簡単に侵入されてしまうため注意が必要です。

本記事では、ガラス破りの種類やガラス破りに弱い窓の特徴、効果的な対策などについて解説します。

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住宅への侵入手口で「ガラス破り」が多く使われている

「ガラス破り」は、窓から侵入する空き巣の代表的な手口です。窓ガラスを破壊し、手や工具で直接鍵を解錠し部屋に侵入します。扉を破壊するよりも手軽に実行できるため、多くの犯行に利用されています。

空き巣・侵入窃盗犯が住宅へ忍び込む際にはさまざまな手口がありますが、とくにガラス破りは非常に多く使われている手口です。以下は、警察庁が  侵入窃盗の侵入手口を手口別にまとめたデータになります。

 一戸建て住宅共同住宅(3階建以下)共同住宅(4階建以上)
1位無締まり:6,250件(46.3%)無締まり:1602件件(49.9%)無締まり:697件(41.6%)
2位ガラス破り:4,833件(35.8%)ガラス破り:594件(18.5%)合かぎ:338件(20.2%)
3位合かぎ:347件(2.6%)合かぎ:432件(13.5%)ガラス破り:171件(10.2%)
4位ドア錠破り:339件(2.5%)その他の施錠開け:90件(2.8%)ドア錠破り:34件(2.0%)
5位その他の施錠開け:306件(2.3%)ドア錠破り:37件(1.2%)その他の施錠開け:30件(1.8%)

※令和5年のデータ

※カッコ内は全体からの割合

※「その他の施錠開け」…ピッキング、サムターン回し、合かぎ以外で施錠を開けるもの。

※「ドア錠破り」…ドアの隙間にバールなどを差し込み、施錠部を強引にこじ開けるもの。

参照:住まいる110番|警察庁

データからわかるように、「一戸建て住宅」「共同住宅(3階建以下)」においては、無締まりに次ぐ第2位、「共同住宅(4階建以上)」においては第3位になっています。もしもガラス破りをされた時の対策を事前にとっていなければ、簡単に侵入されてしまうため注意が必要です。

ガラス破りの種類

ガラス破りの手口には主に次の3種類が挙げられます。

こじ破り

打ち破り

焼き破り

それぞれ順番に解説していきます。

こじ破り

こじ破りは、ドライバーで窓ガラスをこじるように小さな穴を開け、そこから指を入れて解錠して侵入する手口です。錠前部分だけを小さく割って鍵を開けるだけなので特別な技術を必要としません。ガラスを割る時に大きな音が出ないうえに、解錠は短い時間でできるので、利用されることの多い手段です。また、破壊の跡が目立ちにくく、被害に気付くのが遅れるおそれもあります。

打ち破り

打ち破りは、石やレンガなどを投げつけたり、ハンマーやバールなどの道具を使ったりして鍵周辺のガラスを破壊し、そこから手を入れて解錠して侵入する手口です。大きな破壊音はするものの、短時間で犯行に及ぶことができる手口となっています。

大きな音が出るため住人や近隣住民に気付かれる可能性が高いですが、実行犯はガラスが壊れる時の音を気にせず、だれかが来る前に盗みを働いて逃げようとします。

焼き破り

焼き破りは、窓ガラスをライターやバーナーで熱し、その後水などをかけて割ることで、ガラスを破壊し侵入する手口です。手が差し込める大きさに窓ガラスが割れたら、鍵を解除します。熱した窓ガラスを瞬間冷却することで、薄いガラスなら10〜20秒ほどで破壊できます。

焼き破りは窓ガラスを熱するだけでよいため、ピッキングができない空き巣でも簡単に実施でき、侵入できてしまいます。また、音を最小限に抑えることができるので、多くの犯行に利用されています。

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ガラス破りに弱い窓の特徴

さまざまな手法があるガラス破りですが、主に以下のような窓が被害に遭っています。

ガラス自体の防犯性能が低い

経年劣化で脆くなっている

防犯性の低い鍵(クレセント錠)を使っている

人目に付きづらい場所にある

それぞれ詳しく解説します。

ガラス自体の防犯性能が低い

一般的に住宅で使用されている単板ガラスが使われた窓は耐久性が低く、短時間で破壊されてしまいます。また、複数枚の板ガラスが使用されている複層ガラスは一見丈夫そうに見えますが、ガラス自体が普通の板ガラスだと防犯性が高いとは言えません。

経年劣化で脆くなっている

もし防犯性の高いガラスを使っていても、長期間使っていると経年劣化で脆くなっているおそれがあります。防犯性が高いからと言って安心するのではなく、定期的に耐久性のチェックやメンテナンスをおこなうようにしましょう。

もし、ヒビが入っているような窓ガラスを使っている場合、空き巣・侵入窃盗犯のターゲットになってしまう可能性が高くなります。「ここの住人は防犯意識が低い」と思われてしまうので、注意しましょう。

防犯性の低い鍵(クレセント錠)を使っている

防犯性の低い鍵(クレセント錠)を設置している家も狙われやすいです。窓は侵入経路としてよく使われる箇所です。そのため、防犯性が低いと「すぐに侵入できそう」と思われてしまい、被害に遭ってしまう可能性が高くなります。

劣化による故障が起きていなくても、防犯性の向上を目的に交換することで、自分や家族を犯罪から守ることにつながります。被害を受けないためにも、こまめなチェックや適切なものへの交換をおこないましょう。

人目に付きづらい場所にある

空き巣・侵入窃盗犯は、人目に付きづらい場所にある窓を狙って犯行を実施します。そのため、以下のような場所にある窓には注意が必要です。

人通りが少ない場所にある

近くに死角になるものがある

在宅時でもあまり使用しない

ガラス破りの対策6選

もしもガラス破りの対策を事前にとっていなければ、容易に侵入されてしまうため注意が必要です。ここからは6つの対策を紹介します。

防犯性の高いガラスへ交換する

正直なところ、一般的な窓ガラスのみで被害を完璧に防ぐことはかなり難しいです。そのため、おすすめなのは強固な防犯ガラスを取り付けることです。

防犯ガラスとは割られにくく加工がほどこされたガラスで、泥棒の侵入や台風の飛来物による破損を防ぐ効果があります。

ガラスとガラスの間に中間膜と言われる特殊な樹脂を挟んで接着しています。この中間膜によって衝撃吸収しガラスが割れても飛散しにくく、バールや工具などで叩いても簡単に穴が開かないようになっています。

防犯ガラスは割れにくい仕様にはなっていますが、絶対に割れないというわけではありません。ただ、防犯ガラスの中間膜は、侵入者が窓を割るのにかかる時間を大幅に延ばします。一般的なガラスは約5~10秒で割れるのに対し、防犯ガラスは5分以上かかることもあります。この時間の差が、防犯効果を大きく左右します。

鍵の交換をおこなう

防犯性の低い鍵を設置している場合、鍵の交換をおこなうのもおすすめです。

通常のクレセント錠はハンドルを下げるだけで開錠できるため、窓ガラスを割られると容易に開けられてしまいます。最近では「ダイヤル錠付き」のような防犯性の高いものも販売されているので、交換することでセキュリティ強化ができるでしょう。

防犯フィルムを使用する

防犯フィルムとは、窓ガラスに貼ることで防犯対策ができる便利なアイテムです。ガラスが割れたときに破片が飛び散るのを防いだり、空き巣の侵入を遅らせたりする効果が期待できます。

また、防犯目的だけでなく、災害時のケガ防止や、紫外線(UV)対策としても役立つため、家庭やオフィスなど、さまざまな場所で活用されています。

防犯フィルムは「CPマーク」のついた製品がおすすめです。CPマークとは、「Crime Prevention (防犯) 」の頭文字をとったもので、「侵入までに5分以上の時間を要する」など一定の防犯性能があると評価された建物部品を「防犯建物部品」と評価し、その証として表示が認められるマークです。

窓用の補助錠を設置する

セキュリティ強化には、窓用の補助錠の設置もおすすめです。

補助錠とは、主錠の他に取り付ける錠前のことです。万が一クレセント錠が解錠されても、補助錠があればサッシが開かないので侵入するのに時間がかかり犯行を諦めさせる効果が期待できます。

特に「鍵付き」や「ダイヤル付き」の補助錠なら、簡単に解錠できないのでおすすめです。

シャッターや面格子を活用する

窓ガラスの外側にあるシャッターや面格子を活用するのも効果的です。シャッターや面格子が下ろされていれば、空き巣はまずシャッターや面格子を取り除く必要があります。侵入の手間が増えるため、犯行を諦める確率が高まるでしょう。

窓ガラスに近づけないだけでなく、室内の様子を見ることができないので、プライベート空間の確保にも役立ちます。

内窓を設置する

内窓の設置とは、既存の窓の内側に窓を新たに取り付けて、二重窓にするリフォーム方法です。物理的に窓が二重になることでガラス破りに時間がかかるため、見ただけで犯行をあきらめる可能性が高まります。

ただし二重窓にすると、いずれかの窓の施錠を忘れてしまう点には注意が必要です。二重窓にしたからといって過信せず、施錠を怠らないよう気を付けましょう。

窓の鍵交換を専門業者に依頼した方が良い理由

窓の鍵の交換は専門的な知識やスキルが必要となるため、簡単なことではありません。そのため専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼すると、鍵に関しての知識やスキルを身に着けているため、失敗のリスクなく交換をおこなってくれます。鍵に関する様々な問題を解決してくれるプロなので、安心して依頼ができるでしょう。

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窓の防犯リフォームで活用できる補助金制度

「防犯対策をしたいけど、費用がかかるのが心配…」という方も多いと思いますが、実は窓の防犯リフォームをおこなうにあたって活用できる補助金制度があります。2025年に実施する、国と自治体の補助金(助成金)制度の例を以下にまとめました。

補助金(助成金)制度名制度の内容管轄
先進的窓リノベ2025事業断熱性能が高い内窓を設置、窓ガラスや外窓に交換する際、費用の2分の1にあたる金額を補助環境省
子育てグリーン住宅支援事業断熱リフォームを含む、対象の工事を行う際、リフォーム内容にあわせた金額を補助環境省
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業高い断熱性がある窓にリフォームする際、費用の3分の1の金額を補助東京都
富士見市住宅リフォーム補助金制度窓の断熱改修をする際、費用の5%以内の金額を補助埼玉県富士見市

そのほかの地方自治体でも、リフォームに関する補助金・助成制度を実施している場合があります。お住まいの地域の自治体の窓口や公式ウェブサイトで調べてみましょう。

まとめ

ガラス破りは、窓から侵入する空き巣の代表的な手口です。扉を破壊するよりも手軽に実行できるため、多くの犯行に利用されています。もしもガラス破りをされた時の対策を事前にとっていなければ、容易に侵入されてしまいます。今回紹介した対策を参考に、被害に遭わないためにもしっかりと対策を実施しましょう。

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