今回は、長年にわたって多くの方から利用されている老舗総合ロックメーカー“ALPHA(アルファ)”の鍵についてクローズアッップ！セキュリティ性能が高いと評判のALPHAの鍵の種類や特徴などを詳しくご紹介します。併せて、ALPHAの鍵が開かない・使えない原因＆対処法や、トラブルを未然に防ぐためのメンテナンス方法も解説。鍵の交換や取り付けを検討している方や、鍵のトラブルに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

“ALPHA(アルファ)”とは？主な鍵の種類

まずは、“株式会社ALPHA(アルファ)”の概要をご紹介します。

神奈川県横浜市に本社を構える株式会社ALPHAは、100年以上もの長い間にわたって多くの人から支持されている総合ロックメーカーです。

同社は1923年に創業して以来、日本で初めてシリンダー錠を量産したり、国内で初めて自動車専用キーを製造したりと様々な功績を残しています。

そんなALPHAでは、一般住宅・オフィス用の鍵だけでなく、自動車や産業機器用(ATM・ゲーム機…etc)の鍵、ロッカーの鍵など幅広い商品を開発・製造・販売。シリンダーキーやディンプルキーはもちろん、南京錠やメカ錠、電子キーなど様々なタイプの商品を展開しており、日本全国各地で多くの方に利用されています。

関連記事▼

【種類一覧】鍵の種類を徹底解説！おすすめの鍵や交換の方法もあわせて紹介

ALPHAの鍵は防犯性が高いって本当？

ALPHAの鍵は、特に“防犯性”に優れているとして有名です。

ALPHAではコンピュータシステムによる金型の設計や、メッキ・塗装の表面処理など多彩な技術を駆使。長年培ってきた様々な技術を使って、素材や構造にこだわった高品質で防犯性の高い鍵を多数製造しています。

ピンの構造や配列はもちろん、ALPHAでは細部までこだわって鍵を作製。焼き入れ部品やシリンダー内部の超硬部品を使って鍵穴が壊されないよう対策を講じたり、シリンダー外装部に“もぎ取り防止対策部品”を使用したりと、防犯性を高めるために様々な工夫を凝らしています。

また、ALPHAの一部の鍵にはオーナーであることを証明する“セキュリティカード”を付属しているのも特徴的です。

該当する鍵はセキュリティカードを提示しないと鍵の複製ができないため、不正に鍵を複製されてしまう心配がありません。

このように、ALPHAの鍵にはピッキング対策だけでなく、鍵穴の破壊防止や不正な複製防止など様々な対策が講じられています。

特に防犯性が高いと評判の鍵

ALPHAが製造・販売している鍵の中でも、特に防犯性が高いと評判を集めているのは“フォルストシリンダー”と“FBロック”です。

この2種類の鍵は別々の商品ですが、先述したセキュリティカードが付属しているため、不正な複製を防げます。

“フォルストシリンダー”と“FBロック”のそれぞれの特徴は以下の通りです。

フォルストシリンダー

最大19本ピンを配置できる鍵。なんと最大489億通り(理論上)の鍵違いを実現しており、ピッキングにとても強い構造となっています。

内部は3列のピン配列でアンチピッキングピンを使用しているため防犯性に優れていますが、リバーシブルタイプのため使い勝手も申し分ありません。

鍵を差し込む向きを気にすることなく、ストレスフリーで使用できるのも魅力です。

FBロック

ディンプルキータイプの高性能シリンダー。ピッキングや鍵の複製対策として、鍵の先端にフローティングボールが埋め込まれています。

フォルストシリンダーと同様にアンチピッキングピンを使用しており、鍵違いはなんと最大1,300億通り(理論上)！計4方向のピン配列で複雑な構造となっているため、防犯性も抜群です。

また、FBロックはデザイン性にも優れており、2000年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。

ALPHAの鍵が開かない・使えない原因＆対処法

ALPHAの鍵は防犯性が高いだけでなく耐久性にも優れていますが、頻繁に使っているとどうしても劣化していくもの。「鍵が開かない！or使えない！」といった不具合が生じるケースもあります。

そんなときは以下を参考に対処しましょう。

主な原因

鍵が開かない・使えない際は、主に以下の原因が考えられます。

原因によって対処法は異なるもの。まずは以下を参考に、何が原因で鍵が開かない・使えないか確認してみましょう。

■鍵穴に異物が詰まっている(ホコリ等)

■鍵が変形している

■錠前が老朽化している

■ストライク(かんぬき)の位置がズレている

■鍵が中で折れている

■電池切れ・停電(電子錠の場合)

鍵穴に異物が詰まっている場合はホコリなどを取り除けば、電池切れの場合は新しい電池に取り換えれば再度使えるようになるでしょう。

しかし、鍵が変形している場合や錠前が老朽化している場合などは、開錠作業や新しい鍵への交換が必要となります。

開錠・修理は業者に頼むべき？

あくまで自己責任になりますが、種類によっては工具を使って自分で開錠することが可能です。自分で対処できれば開錠・修理費用を抑えられます。

※こちらもご参照ください

鍵を忘れた・紛失した際のヘアピン活用術！鍵を開ける方法・注意点・リスクを徹底解説

ただし、全ての鍵に対応できるわけではありません。セキュリティ性能の高い複雑な構造の鍵や、特別な工具を使わないと対応できない状態の場合は、自分で作業するのが困難なケースもあります。

作業がうまくいかない際や、「開錠・修理作業に自信がない…」という方は専門知識・スキルを持つ業者に依頼するのが無難です。

無理やり開錠しようとして鍵穴内部を壊してしまったり、ドアを傷つけてしまったりしないよう、無理せず業者を頼りましょう。

賃貸物件は要注意

なお、賃貸アパート・マンションで鍵の開錠や修理などを行う場合は、事前に管理会社や大家さんへの相談が必須です。

持ち家なら問題ありませんが、賃貸アパート・マンションの所有者は管理会社や大家さん。もし許可を得ずに鍵を開錠してしまうと、退去時に原状回復費用を請求される恐れがあります。

“鍵のナンバーワンロック”に依頼するメリット

当サービス“鍵のナンバーワンロック24”では、ALPHAの鍵の開錠や交換などにも対応。技術力のあるスタッフが年中無休24時間体制で対応しているため安心してお任せいただけます。

その他にも、鍵のナンバーワンロック24に頼むメリットは以下のようにたくさんあります。

ぜひ業者を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

当社規定の錠前認定技師が対応

鍵のナンバーワンロック24では、鍵の作製や交換を当社規定の錠前認定技師が担当。業者によってはスタッフの技術に差が生じる場合もありますが、当社ではスタッフ全員が日々鍛錬を実施しているため、安心してご依頼いただけます。

他社に断られた難しい形状の鍵作製も、ぜひご相談ください！

365日24時間いつでも依頼可能

非常事態にもすぐ対応できるよう、鍵のナンバーワンロック24では365日24時間いつでも依頼が可能です。土日・祝日はもちろん、早朝や夜遅くに鍵をなくしてしまった際も問題ありません。

「なるべく早めに鍵を作りたい！」というリクエストにもいつでも迅速に対応できるよう体制を常に整えています。

スピーディーに駆けつけ

現場に到着するまでの時間は最短11分～！

鍵のナンバーワンロック24では、GPS管理で最速で現場に到着できるようスタッフを手配することが可能です。(出張場所により変動あり)

なお、鍵の開錠までにかかる平均時間は10分以内が85％。迅速に対応できるよう日々技術力も磨いております。

無償で正確な見積もりを作成！

価格に納得していただいた上でご依頼いただけるように鍵のナンバーワンロック24では、必ず作業前に見積もりを作成しています。見積もりはプロの鍵職人が状況を見て作成するため、依頼後に多額の追加料金が発生する恐れもありません。

実績豊富なので安心

鍵のナンバーワンロック24では、これまで50万件以上^※1の依頼に対応！顧客企業様は400社以上、年間対応件数は5万件^※1を超えています。

実績が豊富でノウハウも蓄積しているため、安心してお任せいただけます。

※1：過去11年分の当社実績の純粋なデータです

アフター保障も充実

鍵のナンバーワンロック24は、鍵を変えた3ヶ月間アフター保証があるため安心です。もし作業後に初期不良の症状が出てしまった場合でも、すぐに対応いたします。

賠償保険にも加入

万が一のときに備えて、鍵のナンバーワンロック24では損害賠償保険にも加入しています。

もちろん細心の注意を払って対応いたしますが、作業中に本体や鍵穴に傷をつけてしまったり、破損させてしまったりした際の備えもあります。

日々のメンテナンスも重要！

最後に、鍵のトラブル発生を未然に防ぐため気を付けたいポイントを解説します。

鍵やドアは丁寧に扱うだけでなく、トラブルを防ぐためには鍵や鍵穴内部の定期的なメンテナンスも必要です。以下を参考に、定期的にメンテナンスしましょう。

■鍵本体のメンテナンス

鍵本体に汚れが付いている状態で使用し続けると、鍵穴内部を傷付けてしまう可能性が高くなります。

そのため、鍵本体はマイクロファイバークロスや毛先の柔らかい歯ブラシを使って定期的に掃除しておきましょう。

■鍵穴内部のメンテナンス

鍵本体だけでなく、鍵穴内部の日常的なメンテナンスも必要です。以下の順序に従って、正しい道具を使って対処しましょう。

①まずはエアダスターや掃除機を使って内部の汚れを取る

②鍵穴周辺に付着しているゴミを拭き取る

③鍵穴専用の潤滑油スプレーを吹きかける

※必ず専用の潤滑油を使用しましょう。クレ556など錆落とし用のスプレーの使用は厳禁です。

■故障する前に鍵を交換する

どんなにメンテナンスをしていても、鍵は永遠と使い続けられるわけではありません。

鍵にも寿命があるもの。一般的に、シリンダー錠の耐用年数は約10年、電子錠の耐用年数は約7年といわれています。

開けにくい・回しにくいといった不具合がある場合はもちろん、防犯性を高めるためにも、適宜鍵の修理と交換は必須です。

なお、鍵を交換すると経年劣化による不具合が解消できる他、防犯性能を高められるというメリットもあります。

長年同じ鍵を愛用しているという方は、ぜひこれを機に鍵の修理・交換を検討してみてはいかがでしょうか？

関連記事▼

マンションや戸建て【鍵を交換（修理）したい】

まとめ

ご紹介したように、総合ロックメーカー“ALPHA(アルファ)”の鍵は防犯性が高く様々な場所で使用されています。防犯性だけでなく、使いやすさにもこだわったつくりのため自宅用の鍵にもおすすめです。

「自宅の防犯性を高めたい！」という方は、ぜひALPHAの鍵の取り付けを検討してみてはいかがでしょうか？

なお、当サービス“鍵のナンバーワンロック24”では鍵の開錠はもちろん、取り付けや交換依頼などに対応。そのほかにも、鍵の修理・メンテナンスも行っています。

作業を担当するのは、専門知識・技術を有する当社規定の錠前認定技師。価格に納得していただいた上でご依頼いただけるよう、“鍵のナンバーワンロック24”では必ず作業前に見積もりを作成しているため安心です。

お問い合わせは電話だけでなく、LINEやメールでもOK！

鍵に関する幅広いご相談に応じていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください！