今回は、セキュリティ性能が高い鍵を製造販売している評判のドアロック・セキュリティシステム機器総合メーカー“SHOWA(ユーシンショウワ、現社名：ミネベアショウワ)”を深掘り！SHOWA(ユーシンショウワ、現社名：ミネベアショウワ)の鍵の特徴と合わせて、鍵のメンテナンス方法や、鍵が開かない・使えないときの対処法、鍵の専門業者選びの注意点なども解説します。SHOWAの鍵を愛用している方はもちろん、「鍵の交換を検討している」「鍵のメンテナンス方法を知りたい！」という方も必見です！

SHOWA(ユーシンショウワ)とは

まずは、この記事でクローズアップするSHOWA(ユーシンショウワ、現社名：ミネベアショウワ)について簡単に解説します。

SHOWA(ユーシンショウワ)は、1998年に設立したドアロック・セキュリティシステム機器総合メーカーです。大阪に本社を構えており、主に錠前や建築用金物の製造販売事業を手掛けています。

同社では、設立以来長年にわたり培ってきた技術と知識を駆使して、一般家庭やオフィスなどで使われるドアロック製品はもちろん、ホテルで使われる非接触型カードロックなども製造・販売。豊富な種類の商品を展開しており、全国の様々な場所で利用されています。

そんなSHOWA(ユーシンショウワ)は、2023年4月2日に社名を変更。現在はユーシンショウワから、ミネベアショウワという社名に変更しています。

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SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵の特徴

SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵は、丈夫でセキュリティ性能が高いとして有名です。

SHOWA(ユーシンショウワ)では、時代に合わせて様々な機能の鍵を開発。例えば、鍵を差し込むシリンダー部分においては、ピッキングしにくい形状のアンチピッキングピンを採用した“ピンシリンダー”や、最大約11兆通り(理論上)もの鍵違い数がある“NXキーシリンダー”など、素材にも内部構造にも工夫を凝らしています。

幅広い商品を製造販売していますが、SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵はピッキングされにくい複雑な形状の鍵が多く安全性が高いとして評判を博しています。

また、SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵は、裏表どちらでも使えるリバーシブル仕様に仕上げたり、異物が混入しないよう鍵穴にシャッターを設けたりと、使いやすさや耐久性にこだわっているのも特徴的です。

セキュリティ性能だけでなく、実用性にも注力しているため多くの一般家庭で愛用されています。

鍵の寿命とメンテナンスの必要性

前項にて、SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵は丈夫でセキュリティ性能が高いとご紹介しましたが、当然のことながら鍵は半永久的に使い続けられるわけではありません。

そこで、続いては鍵の寿命とメンテナンスの必要性・方法について解説します。

鍵の寿命

どんなに丈夫で精巧なつくりの鍵にも、必ず寿命があるもの。一般的に、シリンダー錠の耐用年数は約10年、電子錠の耐用年数は約7年といわれています。

ただし、一般的な鍵の寿命まで使い続けるには、日頃のメンテナンスも必要です。

長く鍵を使っている場合は、トラブルを未然に防ぐためにも定期的に以下のメンテナンスを行いましょう。

鍵本体のメンテナンス

鍵本体に汚れが付いている状態で使用し続けると、鍵穴内部を傷付けてしまう可能性が高くなりなるため、定期的なメンテナンスは欠かせません。

しかし、メンテナンスする際に鍵本体を傷付けてしまわないよう使用する道具には要注意。鍵本体のメンテナンスにはマイクロファイバークロスや毛先の柔らかい歯ブラシなど、柔らかな素材を使いましょう。

鍵穴内部のメンテナンス

鍵本体と鍵穴はセットで使われるため、鍵穴内部の日常的なメンテナンスも必要です。

ただし、鍵本体と同様にメンテナンスに使用する道具には注意が必要です。鍵穴内部は、以下の順序に従って正しい道具を使ってメンテナンスしましょう。

①まずはエアダスターや掃除機を使って内部の汚れを取る

②鍵穴周辺に付着しているゴミをマイクロファイバークロスなどで拭き取る

③鍵穴専用の潤滑油スプレーを内部に吹きかける

※必ず専用の潤滑油を使用しましょう。クレ556など錆落とし用のスプレーの使用は厳禁です。

故障する前に鍵を交換する

長年にわたって同じ鍵を使用している場合は、開けにくい・回しにくいといったトラブルを未然に防ぐため、壊れる前に鍵を交換しておくのも良いでしょう。

なお、鍵を交換すると経年劣化による不具合が解消できる他、防犯性能を高められるというメリットもあります。ピッキング技術などは年々進化していくもの。時代に合わせて、鍵の防犯性能も見直す必要性があります。

長く同じ鍵を愛用しているという方は、ぜひこれを機に鍵の交換を検討してみてはいかがでしょうか？

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鍵が開かない・使えないときはどうする？

例え定期的に鍵や鍵穴をメンテナンスしていても、必ずしも不具合を防げるというわけではありません。頻繁に鍵を使用していると、経年劣化や異物混入などの影響で「鍵が開かない！or使えない！or回しにくい！」といった不具合が生じるケースもあります。

そんなときは以下を参考に対処しましょう。

主な原因

鍵が開かない・使えない際は、主に以下の原因が考えられます。

原因によって対処法は異なるもの。まずは以下を参考に、何が原因で鍵が開かない・使えないか確認してみましょう。

■鍵穴に異物が詰まっている(ホコリ等)

■鍵が変形している

■錠前が老朽化している

■ストライク(かんぬき)の位置がズレている

■鍵が中で折れている

■電池切れ・停電(電子錠の場合)

鍵穴に異物が詰まっている場合はエアダスターを使ってホコリなどを取り除けば、電池切れの場合は新しい電池に取り換えれば、再度使えるようになるでしょう。

しかし、鍵が変形している場合や錠前が老朽化している場合などは、開錠作業や新しい鍵への交換が必要となります。

自分で開錠・交換は可能？

あくまで自己責任になりますが、鍵の種類や状態によっては工具を使って自分で開錠・交換することが可能です。

※こちらもご参照ください

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ただし、全ての鍵に対応できるわけではありません。セキュリティ性能の高い複雑な構造の鍵や、特別な工具を使わないと対応できない状態の場合は、自分で作業するのが困難なケースもあります。

作業がうまくいかない際や、「開錠・交換作業に自信がない…」という方は専門知識・スキルを持つ業者に依頼するのが無難です。後々のトラブルを未然に防ぐためにも、無理そうだと判断したら業者を頼りましょう。

賃貸物件は要注意

ちなみに、賃貸アパート・マンションで鍵の開錠や修理などを行う場合は、事前に管理会社や大家さんへの相談が必須です。

持ち家なら問題ありませんが、賃貸アパート・マンションの所有者は管理会社や大家さん。もし許可を得ずに鍵を開錠・交換してしまうと、退去時に原状回復費用を請求される恐れがあります。

鍵の専門業者に開錠・交換を依頼するメリット

自分で鍵を開錠・交換できれば、材料費だけで済むためコストを抑えられますが、手間がかかるのに加えて、万が一失敗してしまった際にドアや鍵穴内部を傷つけてしまうなどのリスクを負うというデメリットもあります。

その点、鍵の専門業者に開錠や交換を依頼すれば、専門の道具を使って知識と技術に長けたプロが対応してくれるため安心！ 依頼費用はかかってしまいますが、鍵の状態や種類を適切に見分けてスピーディーかつ確実に対処してくれます。

必要な工具や材料は全て手配してくれるため、自分で買い揃える必要もありません。

そのため、「細かい作業に自信がない…」「自分で作業してみたけどうまくいかなかった…」という方は、無理せず鍵の専門業者に依頼するのがおすすめです。

要注意！鍵の専門業者選びについて

最後に、鍵の専門業者を選ぶ際に注意すべきポイントをご紹介します。

自分で開錠・交換できない場合は業者に依頼するのがおすすめとご紹介しましたが、ひとくちに鍵の専門業者といっても、サービスや料金設定は様々。

中には悪質な業者もいるため、鍵の開錠や交換を頼む際は以下のポイントに注意しましょう。

■「料金は実際に見てみないと分からない」と言う

依頼前に尋ねても、具体的な料金を教えてくれない業者には要注意。

確かに、症状など拝見してみないと分からないことや、突然のトラブルで上手く説明出来ないことはあり、お電話だけで全ての判断を行うのは難しい場合もあります。

しかし、大体の相場なども教えてくれない業者は金額が大幅に変動する可能性が高いです。

■WEBサイト上の料金表記が極端に安価

WEBサイトでは“2,000円～”と安価な料金を謳っているものの、実際に現地では大幅に異なる金額を請求される場合もあります。

もし現地到着後に断ったとしても、高圧的な対応や高額なキャンセル料金を請求され、仕方なく依頼するというケースは稀ではありません。

不当な請求をされないためには、不安に感じた場合や、納得のいかない場合には断る勇気も必要です。

※こちらもご参照ください。

予想外に高額な請求をする鍵開け業者にご注意を！(消費者庁)

まとめ

ご紹介したように、SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵は丈夫でセキュリティ性能が高いのが大きな特徴です。「自宅のセキュリティ性を高めたい！」という方にうってつけといえるでしょう。

しかし、どんな鍵にも寿命はあるもの。経年劣化により不具合が生じた際には、開錠・交換作業を行うしかありません。

記事内でも述べたように、SHOWA(ユーシンショウワ)の鍵は種類や状態によっては自分で対応できる場合もありますが、無理やりこじ開けたり、付け替えようとするのはNG。

鍵穴の内部やドアを傷つけてしまう可能性もあるため、対応が困難な場合は無理なく鍵の専門業者に依頼しましょう。

なお、当サービス“鍵のナンバーワンロック24”では鍵の開錠・交換依頼にも対応。そのほかにも、鍵の作製や修理・メンテナンスも行っています。

作業を担当するのは、専門知識・技術を有する当社規定の錠前認定技師。価格に納得していただいた上でご依頼いただけるよう、“鍵のナンバーワンロック24”では必ず作業前に見積もりを作成しているため安心です。

「鍵が開けられないor鍵をなくしてしまった！」

「自宅のセキュリティを高めるために鍵を付け替えたい」

「鍵が壊れているのか、鍵を回しにくい…」

上記のような鍵に関するお悩みを抱えている方は、ぜひ“鍵のナンバーワンロック24”にご相談ください。

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